第13・14戦 富士スピードウェイ レースレポート
2006.8.30■8月26日(土) 観衆:8900人
・第13戦予選 晴れ/ドライ 気温25℃ 路面温度37℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 1分38秒545 PP
・第14戦予選 晴れ/ドライ 気温25℃ 路面温度38℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 1分38秒458 3位
・第13戦決勝 晴れ/ドライ 気温22℃ 路面温度29℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 13位
ベストラップ:1分38秒378
■レポート
今季2度目の開催となる富士を舞台に、夏休み最終週に全日本F3選手権第13/14戦が行なわれた。
予選午前11時から始まった第13戦予選に向けては、金曜日の午後の走行がウエットコンディションとなったものの、持込段階で想定していたセットアップで臨んだ塚越広大。セッション開始約3分の時点でコースインした塚越は、計測1周目から1分39秒140をマークしトップに立つと、翌周には1分38秒839へとタイムアップ。続く2周を1分40秒台、1分42秒台とクールダウンラップとした塚越は、ライバル勢のタイムアップで3番手あたりに下がっていたが、計測5周目に1分38秒545を叩きだして再び首位を奪還。ファイナルラップでのタイムアップこそ出来なかったが、そのまま塚越はポールポジションを獲得。童夢シャシーにとって初となる富士でのポールポジションであった。
続く第14戦予選。再びセッション開始から3分経過後にコースインした塚越は、計測1周目に1分38秒748でまたもモニターのトップにつける。翌周は1分38秒458とタイムアップしたものの、セクター2やセクター3でスローカーに引っ掛かるなど、その後は思うようにタイムアップできない。ようやく得られたクリアラップでも、気負いがあったのかコカコーラコーナーでコースオフしてしまい、タイム更新はならず。結局ベストは2周目の1分38秒458となり、3番手。残念ながら連続ポールポジション獲得はならなかった。
午後4時20分にフォーメイションがスタートした第13戦決勝。夕方とあってか気温22℃、路面温度29℃と肌寒いほどのコンディションでのレースとなった。
アウト側ポールポジションからスタートに臨んだ塚越だったが、レッドシグナルが消えた瞬間、ホイールスピンを起こして出遅れ、1コーナーでは4番手にドロップしてしまう。
そこから前を行くエイドリアン・スーティルを追う塚越だったが、スーティルも前のマルコ・アスマーと競り合っており、なかなか抜くチャンスは訪れず、この3台での緊迫した2位争いが延々と続く。
ところが、10周目のダンロップコーナー進入で前のスーティルがブレーキングでミスを犯したため、空いたインに塚越が飛び込む。しかしスーティルも譲らず、そのまま2台は時折接触しながらもホイールtoホイールの接戦状態のまま最終コーナーへ。ここで再びアウトにはらんだスーティルのインを突いた塚越は、立ち上がりで前に出る。ところが、立ち上がりでの加速状態に入り、通常のラインであるアウト側へ向かった塚越の左リヤ部分に、スーティルのマシンの右フロント部分が接触。2台は絡み合うようにしてコースアウトしてしまう。
なんとかコースに復帰した塚越だったが、接触によってラジエターにダメージを負ったため、オーバーヒート。14周目にコースサイドにマシンを止め、13位という不本意な結果となった。
なお、この接触時のスーティルの危険行為に関して、チームはレーシングアクシデントではなく、きちんと全日本F3選手権統一規則に基づいたペナルティーポイントを課すべきと抗議書を提出。これを却下されたため、改めて控訴手続きを取ることとした。
■8月27日(日) 観衆:24100人
・第14戦決勝 小雨/ウエット 気温20℃ 路面温度24℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 11位
ベストラップ:1分47秒086
■レポート
日曜の富士は朝からどんよりと曇り、今にも雨が降り出しそうな天候。やはり決勝まで天候は持たず、正午ごろには雨が降り始め、路面はウエットに。このため、決勝前に10分間のフリー走行が設けられた。
前日のオーバーヒートのため、エンジンを載せ換えたチームだったが、このフリー走行に送り出した塚越がエンジンの不調を訴えてすぐにピット戻ってくる。スタッフがデータをチェックし、問題箇所のパーツを交換。事なきを得たが、貴重なウエット路面でのセットアップの確認およびタイヤ選択の時間を失ってしまう。
さらに、グリッド上で適正なレインタイヤに履き替えようとしたものの、そのタイヤを装着しているホイールにわずかな歪みがあることが判明したため、予定外のレインタイヤを使用せざるを得ない状況となった。
迎えたスタートでは、塚越は伊沢に先行され4番手で1コーナーにアプローチしたが、好スタートを切って飛び込んできたファビオ・カルボーンとの競り合いの間に、再び順位を落としてしまう。さらに塚越は1周目のダンロップコーナーで飛び出し、1周目を13番手という順位で通過する。
しかし、その後塚越は10番手までポジションを挽回も、ペースが上がらずコースアウトも喫するなどしてポジションを落とし、11番手でのフィニッシュとなってしまった。













