塚越 広大 ドライバーズレポート <第13戦、第14戦 富士>
2006.8.318月26、27日 2006年 全日本フォーミュラ3選手権シリーズ第13戦、第14戦
富士スピードウェイ 参加台数14台
今シーズン2回目の富士スピードウェイのレースは思ったよりも涼しい中行われました。
予選では1回目には5回目となるポールポジションを獲得。2回目はうまくアタックすることが出来ず3番手。第13戦はリタイヤ。第14戦はレインコンディションのレースで自分のミスで大きく順位を落としてしまい11位となってしまいました。
第13戦予選・・・1‘38.545/1位 天候・・・曇り
今回もアタック2周してからクールラップを入れてまたアタックする作戦でした。前日に雨が降ったのですが、思っていたよりもいいコンディションのなか走る事が出来ました。このコースは後半部分がミスをしやすいコースなので、なんとかまとめられる様に集中しました。路面はよくなっていきクールラップ2周後にアタックした周をまとめる事が出来タイムを更新。さらにタイムアップを図ろうとしたのですがまとめる事が出来ませんでしたが、更新したタイムがトップタイムとなり富士スピードウェイで初めてのポールポジションを獲得する事が出来ました。
第14戦予選・・・1‘38.458/3位 天候・・・曇り
10分間のインターバルを挟んで2回目の予選が行われました。1回目と同じようにアタックしたのですが、今回はクリアラップを取る事が出来ずうまくアタックが出来ませんでした。2周のアタックでタイムを出せなかったのでクールラップを入れたときに空いているスペースを狙っていきました。しかし、またしても他車に引っかかってしまいました。最後のアタックでは少し焦ってしまいAコーナーでコースアウトしてしまいタイムを更新する事が出来ず3番手タイムとなってしまいました。
第13戦 決勝・・・リタイヤ 天候・・・曇り
第13戦は土曜日の午後に行われました。2周マシンのフィーリングを確認しグリットにつきました。ローリングではリアタイヤ特に温めてスターティンググリットにつきました。シグナルが変わりスタート。マシンの動き出しまではよかったのですがそこから加速が鈍ってしまい、Aコーナーでポジション取りが悪く4番手まで落ちてしまいました。3番手とは常に等間隔でなかなか仕掛けるまでいきませんでしたが、10周目に前方の車がミスをしたためオーバーテイクしましたが、立ち上がりに後方から接触されスピン、再発進したものの車にダメージがあり、残り2周でリタイヤとなってしまいました。
第14戦 決勝・・・11位 天候・・・雨
日曜日に行われた第14戦はF3のレース直前に雨が降り始め、レインコンディションのレースとなりレース前に10分間のフリー走行が設けられました。
スタートして1コーナーでアウトのラインを取った事が仇となり後方から突っ込んできたマシンに引っかかってしまい行き場をなくしてポジションを下げてしまい、さらにシケインのブレーキングで止まりきれずオーバーランしてしまい12番手まで落ちてしまいました。そこから何とか這い上がろうと走りましたが差を詰める事が出来ずさらに何度かオーバーランもしてしまい11番手でのゴールとなってしまいました。
今回予選ではポールポジションを獲得する事が出来よかったのですが、決勝でうまく結果を残せませんでした。残り4戦しかありませんが最後まで一生懸命結果を出すよう走ります。
次回レース・・・9月16,17日 第15戦 第16戦 スポーツランドSUGO
LMS SERIES Rd.4 Donington レースレポート
2006.8.308月26日(土)・27日(日)の2日間、イギリスのドニントンサーキットにてLMS第4戦が行われました。今回も前回に引き続き、M−TECからメカニック2人が13号車の担当として派遣されました。
■予選
8月26日(土) 曇り
12号車
ドライバー・・・JEAN-MARC GOUNON
予選結果・・・1位
13号車
ドライバー・・・黒澤 治樹
予選結果・・・6位
朝から晴れたり雨が降ったりと刻一刻と変化するイギリス特有の天気の中、予選は行われました。
12号車のJEAN-MARC GOUNON選手は朝のフリー走行から好調な走りを見せ、予選では終に今年初のポールポジションを獲得しました。
13号車の黒沢選手も懸命にトップを狙う走りを見せましたが、運悪く、他クラスの車両がコース上にストップしてしまうというアクシデントに遭い、ベストタイムを出すことは出来ませんでした。
チームとしては車両パッケージの性能を確認することが出来、次へのステップに繋がるベストな結果を残すことが出来ました。
■決勝
8月27日(日) 晴れ
12号車
ドライバー・・・JEAN-MARC GOUNON ALEX FREI GREGOR FISKEN
決勝結果・・・5位
13号車
ドライバー・・・中野 信治 黒澤 治樹
決勝結果・・・リタイヤ
前日の天気予報ではかなり激しい雨が降ると予想されていた天気も何とか持ちこたえ、路面はドライで決勝がスタートしました。
12号車は途中、接触によりアンダーフロアが脱落しかけ、修復の為ピットインしました。その間順位を落とし、結果的には5位でレースを終了しました。
また、13号車は電気系のトラブルでピットイン。修復してコースインしましたが、その後もパドルシフトのトラブルに見舞われ、数回ピットインし、都度賢明な修復をしてコースに戻りましたが、基準週回数の174lapにわずか2周届かず、完走扱いになりませんでした。
次回は9月22日〜23日の3日間、スペインのJARAMAにて第5戦が行われます。
第13・14戦 富士スピードウェイ レースレポート
2006.8.30■8月26日(土) 観衆:8900人
・第13戦予選 晴れ/ドライ 気温25℃ 路面温度37℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 1分38秒545 PP
・第14戦予選 晴れ/ドライ 気温25℃ 路面温度38℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 1分38秒458 3位
・第13戦決勝 晴れ/ドライ 気温22℃ 路面温度29℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 13位
ベストラップ:1分38秒378
■レポート
今季2度目の開催となる富士を舞台に、夏休み最終週に全日本F3選手権第13/14戦が行なわれた。
予選午前11時から始まった第13戦予選に向けては、金曜日の午後の走行がウエットコンディションとなったものの、持込段階で想定していたセットアップで臨んだ塚越広大。セッション開始約3分の時点でコースインした塚越は、計測1周目から1分39秒140をマークしトップに立つと、翌周には1分38秒839へとタイムアップ。続く2周を1分40秒台、1分42秒台とクールダウンラップとした塚越は、ライバル勢のタイムアップで3番手あたりに下がっていたが、計測5周目に1分38秒545を叩きだして再び首位を奪還。ファイナルラップでのタイムアップこそ出来なかったが、そのまま塚越はポールポジションを獲得。童夢シャシーにとって初となる富士でのポールポジションであった。
続く第14戦予選。再びセッション開始から3分経過後にコースインした塚越は、計測1周目に1分38秒748でまたもモニターのトップにつける。翌周は1分38秒458とタイムアップしたものの、セクター2やセクター3でスローカーに引っ掛かるなど、その後は思うようにタイムアップできない。ようやく得られたクリアラップでも、気負いがあったのかコカコーラコーナーでコースオフしてしまい、タイム更新はならず。結局ベストは2周目の1分38秒458となり、3番手。残念ながら連続ポールポジション獲得はならなかった。
午後4時20分にフォーメイションがスタートした第13戦決勝。夕方とあってか気温22℃、路面温度29℃と肌寒いほどのコンディションでのレースとなった。
アウト側ポールポジションからスタートに臨んだ塚越だったが、レッドシグナルが消えた瞬間、ホイールスピンを起こして出遅れ、1コーナーでは4番手にドロップしてしまう。
そこから前を行くエイドリアン・スーティルを追う塚越だったが、スーティルも前のマルコ・アスマーと競り合っており、なかなか抜くチャンスは訪れず、この3台での緊迫した2位争いが延々と続く。
ところが、10周目のダンロップコーナー進入で前のスーティルがブレーキングでミスを犯したため、空いたインに塚越が飛び込む。しかしスーティルも譲らず、そのまま2台は時折接触しながらもホイールtoホイールの接戦状態のまま最終コーナーへ。ここで再びアウトにはらんだスーティルのインを突いた塚越は、立ち上がりで前に出る。ところが、立ち上がりでの加速状態に入り、通常のラインであるアウト側へ向かった塚越の左リヤ部分に、スーティルのマシンの右フロント部分が接触。2台は絡み合うようにしてコースアウトしてしまう。
なんとかコースに復帰した塚越だったが、接触によってラジエターにダメージを負ったため、オーバーヒート。14周目にコースサイドにマシンを止め、13位という不本意な結果となった。
なお、この接触時のスーティルの危険行為に関して、チームはレーシングアクシデントではなく、きちんと全日本F3選手権統一規則に基づいたペナルティーポイントを課すべきと抗議書を提出。これを却下されたため、改めて控訴手続きを取ることとした。
■8月27日(日) 観衆:24100人
・第14戦決勝 小雨/ウエット 気温20℃ 路面温度24℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 11位
ベストラップ:1分47秒086
■レポート
日曜の富士は朝からどんよりと曇り、今にも雨が降り出しそうな天候。やはり決勝まで天候は持たず、正午ごろには雨が降り始め、路面はウエットに。このため、決勝前に10分間のフリー走行が設けられた。
前日のオーバーヒートのため、エンジンを載せ換えたチームだったが、このフリー走行に送り出した塚越がエンジンの不調を訴えてすぐにピット戻ってくる。スタッフがデータをチェックし、問題箇所のパーツを交換。事なきを得たが、貴重なウエット路面でのセットアップの確認およびタイヤ選択の時間を失ってしまう。
さらに、グリッド上で適正なレインタイヤに履き替えようとしたものの、そのタイヤを装着しているホイールにわずかな歪みがあることが判明したため、予定外のレインタイヤを使用せざるを得ない状況となった。
迎えたスタートでは、塚越は伊沢に先行され4番手で1コーナーにアプローチしたが、好スタートを切って飛び込んできたファビオ・カルボーンとの競り合いの間に、再び順位を落としてしまう。さらに塚越は1周目のダンロップコーナーで飛び出し、1周目を13番手という順位で通過する。
しかし、その後塚越は10番手までポジションを挽回も、ペースが上がらずコースアウトも喫するなどしてポジションを落とし、11番手でのフィニッシュとなってしまった。
SUPER GT Rd.6 SUZUKA 1000km RACE レポート
2006.8.21■8月19日(土) 観衆:20000人
・予選1回目 曇り/ドライ 気温31℃ 路面温度38℃
GT500
#18 TAKATA 童夢 NSX 1位
#8 ARTA NSX 3位
#100 RAYBRIG NSX 7位
#32 EPSON NSX 不通過
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R 7位
・予選2回目 曇り/ドライ 気温30℃ 路面温度36℃
GT500
#18 TAKATA 童夢 NSX 1位
#8 ARTA NSX 3位
#32 EPSON NSX 7位
#100 RAYBRIG NSX 8位
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R 10位
・スーパーラップ 曇り/ドライ 気温31℃ 路面温度36℃
GT500
#8 ARTA NSX 3位
#18 TAKATA 童夢 NSX 4位
#100 RAYBRIG NSX 9位
#32 EPSON NSX 進出できず
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R 6位
■7月23日(日) 観衆:35000人
・フリー走行 晴れ/ドライ 気温31℃ 路面温度36℃
GT500
#8 ARTA NSX 4位
#18 TAKATA 童夢 NSX 5位
#100 RAYBRIG NSX 6位
#32 EPSON NSX 7位
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R 15位
・決勝 晴れ/ドライ 気温35℃ 路面温度50℃
GT500
#32 EPSON NSX 4位
#8 ARTA NSX 6位
#100 RAYBRIG NSX 9位
#18 TAKATA 童夢 NSX リタイア
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R 7位
■レポート
これまで鈴鹿独自の伝統のイベントとして開催されてきた鈴鹿1000kmが、今季新たにスーパーGTのシリーズ戦に加わり、「第35回インターナショナルポッカ1000km」としてお盆開けの8月19〜20日、鈴鹿サーキットで開催された。
金曜の走行では、午前のセッションはウエット、午後も後半には雨が降り出すなど、ドライでのセッティングに苦慮するチームが多かったが、1回目では#18 TAKATA 童夢 NSXがトップを奪い、2回目には#8 ARTA NSXが僅差の2番手、ナイトセッションの3回目には#32 EPSON NSXが好調な走りを見せるなど、まずまずの手応えを持って土曜の予選を迎えることとなった。
土曜の鈴鹿は晴天とはいかなかったが、気温も上昇。午前10時から予選1回目が行なわれた。
まず最初に行なわれたGT300クラスの占有走行では、序盤コースにオイルが出てしまいコンディションが今ひとつとなる中、#13 エンドレスアドバンCCI Zが2分08秒384をマークして暫定ポールを獲得。これに#5 プロμマッハGOGOGO車検320R九州、#19 ウエッズスポーツセリカが続くことに。#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rも柴原眞介のアタックで、2分08秒899をマーク。暫定7番手として午後のスーパーラップ進出を果たす。
このGT300クラスに続いて行なわれたGT500クラスの占有時間帯には、序盤から精力的にアタックした#32 EPSON NSXがロイック・デュバルのアタックでトップタイム争いを展開も、7分ほど経過した時点から各陣営のアタックが本格化。占有時間帯の終盤5分からは1分57秒台での争いが展開されたが、道上龍のドライブする#18 TAKATA 童夢 NSXが、唯一57秒を切る1分56秒950という好タイムをマークして暫定ポールポジションを獲得。2位に#12 カルソニック インパルZ、3位に#8 ARTA NSXがつけ、#100 RAYBRIG NSXは7番手に。ところが、占有時間帯終盤、ガス欠という予想外のトラブルに見舞われた#32 EPSON NSXは、S字入り口でストップ。このためデュバルのチームメイトである武藤英紀がアタックできず、基準タイムをクリアできなかったため、タイム的にはトップ10入りを果たしていたものの、惜しくもスーパーラップへの出走権を失う。とはいえ、#18 TAKATA 童夢 NSXの道上は「暫定ポールということで、スーパーラップでは条件の良い、一番最後にアタックできるだけにポール獲得に向けて頑張りたい」とコメント、午後に向け自信を見せた。
午後になってさらに気温は上昇も、1コーナー方向からの風によって、午後からは日陰となるピットでは比較的過ごしやすいコンディションとなる中、予選2回目は午後3時からのスタート。
このセッションではこの後に控えたスーパーラップに向けたセットアップと、サードドライバーの基準タイムクリアをこなす陣営が多い中、GT500では#18 TAKATA 童夢 NSXが引き続きトップを奪う。#12 カルソニック インパルZを挟んで#8 ARTA NSXも3番手と好調で、#32 EPSON NSXも無事に武藤英紀が基準タイムをクリアし7番手。#100 RAYBRIG NSXも8番手に。一方GT300クラスでは#47 吉兆宝山 DIREZZA Z、#101 TOY STORY Racing MR-S、#777 梁山泊 apr MR-Sがトップ3となり、柴原のみがステアリングを握った#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rは10番手として、いよいよスーパーラップを迎えた。
午後3時45分から行なわれたGT300クラスでは、序盤アタックしたマシンの多くがコースアウトやトラブルなどでタイムを落とす中、4番目に登場した#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rが、2分08秒700でトップに立つも、そのタイムは次々に更新され、結局#52 プロμ太陽石油KUMHOセリカが初ポールを獲得し、#19 ウエッズスポーツセリカ、#13 エンドレスアドバンCCI Zがトップ3に。#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rは6位から決勝に臨むことになった。
その後行なわれたGT500クラスのアタックでは、路面温度などがやや下がり、コンディションが良化する中、次々にトップが入れ替わる展開に。7番手にアタックした#25 ECLIPSE ADVANスープラが1分56秒546として初ポール獲得かと思われたが、9番手に登場した#12 カルソニック インパルZが1分56秒426をたたき出し、逆転でポールポジションを獲得。しかしながら#8 ARTA NSXは伊藤大輔のアタックで1分56秒633をマークし3番手と健闘。最終アタッカーとして登場した#18 TAKATA 童夢 NSXは、残念ながら1分56秒687とフロントロウに届かずも、4番手に。#100 RAYBRIG NSXは9番手で明日の決勝に臨むこととなった。
さらに天候が回復した日曜の鈴鹿。朝のフリー走行では各陣営ともに決勝に向けたセットアップを行い、GT500クラスでは#24 WOODONE ADVAN KONDO Zがトップに。NSX勢も#8 ARTA NSX、#18 TAKATA 童夢 NSX、#100 RAYBRIG NSX、#32 EPSON NSXが僅差で4〜7位に並び、順調な仕上がりを見せる。GT300クラスでは#5 プロμマッハGOGOGO車検320R九州がトップタイムをマーク。以下#52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ、#19 ウエッズスポーツセリカが続き、#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rは15位として、午後1時の決勝スタートを迎えることとなった。
日差しが強まり、路面温度が50℃を超える状況下でフォーメイションが始まった決勝。スーパーGTマシンにとって、初の1000kmという長丁場での戦いが始まった。
GT500クラスでは、スタートからポールシッターの#12 カルソニック インパルZが逃げ、ペースの上がらない#25 ECLIPSE ADVANスープラが後続を抑える展開。このため僅差の接戦ながら、#8 ARTA NSX、#18 TAKATA 童夢 NSXは3〜4番手、#100 RAYBRIG NSXは9番手、予選最後尾となった#32 EPSON NSXは15番手で序盤を戦うことに。
しかし、すぐに救済措置でストレートの速い#24 WOODONE ADVAN KONDO Zなどが順位を上げ、GT300の周回遅れが出始めるとレースが動き出し、#8 ARTA NSXは#25 ECLIPSE ADVANスープラをかわして3位に返り咲き、#6 Mobil 1 SCの先行を許した#18 TAKATA 童夢 NSXも#25 ECLIPSE ADVANスープラをかわし5番手に復帰。タイヤトラブルのために9周目に早めのピットインを行なった#100 RAYBRIG NSXも、徐々に#32 EPSON NSXとともに下げた順位をばん回していく。
一方GT300クラスでも、序盤からポールシッターの#52 プロμ太陽石油KUMHOセリカが逃げ、#19 ウエッズスポーツセリカ、#47 吉兆宝山 DIREZZA Z、#13 エンドレスアドバンCCI Zが激しい2番手争いを展開。#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rは11周目に#7 雨宮アスパラドリンクRX7の先行を許すも、トップ10圏内を走行。序盤ダンロップコーナーで他車との接触と、ペナルティーのためポジションを12番手あたりにまで下げたが、再びそこからばん回を開始する。
トップを行く#12 カルソニック インパルZはさらにリードを広げ、完全な独走状態に。これを負って#8 ARTA NSXが健闘も、#18 TAKATA 童夢 NSXは21周でエンジントラブルのため、予想外の早期リタイアを喫することに。代わって#32 EPSON NSXがトップ10圏内に入ってくる。
レース半ばを過ぎても#12 カルソニック インパルZの独走状態は変わらず。そのマージンは大きくピットインの際にもトップを明け渡さないほどに。期待された#8 ARTA NSXもウインドウの不具合やブレーキトラブルなどで徐々に遅れを獲り、首位戦線から脱落。結局#12 カルソニック インパルZは173周のうち、首位を明け渡したのはわずかに4周という強さで1000kmを圧勝。2位に#22 MOTUL AUTECH Z、3位にはピットインの回数を減らした#35 BANDAI DIREZZA SC430が入った。しかし、5スティント作戦を採り粘り強く追い上げた#32 EPSON NSXが大健闘の4位に入賞。#8 ARTA NSXも6位、#100 RAYBRIG NSXも9位でのチェッカーとなった。
なお、GT300では#52 プロμ太陽石油KUMHOセリカが手堅いレースを展開し独走。2番手を追走した#27 direxiv ADVAN 320Rを寄せ付けず、韓国製タイヤメーカーであるクムホにスーパーGTで初の優勝をもたらすことに。3位には燃費を生かして4スティント作戦を採った#101 TOY STORY Racing MR-Sが入ることに。ペースを取り戻した#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rも、中盤以降は手堅くレースをまとめ、柴原が88周、黒澤が70周、合計158周を走破して7位でのチェッカーを受けた。
written by TAGUCHI
塚越 広大 ドライバーズレポート <第11戦、第12戦 オートポリス>
2006.8. 98月5、6日 2006年 全日本フォーミュラ3選手権シリーズ第11戦、第12戦
オートポリス 参加台数13台
シーズン後半戦の最初となるレースが九州のオートポリスで行なわれました。走行するのが始めてのコースでしたがセッションを重ねるごとにタイムアップしていきました。コースは、アップダウンが多く難しいコースでした。
第11戦 予選・・・1‘43.151/4位 天候・・・晴れ
今回は天気も快晴で路面温度もかなり高い状況での予選でした。路面温度とコースレイアウト的にタイヤのスイートスポットが少ないため、1周が勝負になりました。ギリギリまでコースインをしないでチャンスを伺いました。コースインしてアタックしましたが、肝心な1周目にアクセルワークがうまくいかずコーナーの立ち上がりで滑ってしまいました。2周目もそのままアタックし、タイムアップすることはできましたが思うようなタイムを出すことができず4番手タイムとなってしまいました。
第12戦 予選・・・1‘42.524/3位 天候・・・晴れ
10分間のインターバルをはさみ2回目の予選が始まりました。1回目から少しマシンのセッティングを合わせ、ギリギリまでアタックのタイミングを待ってから臨みました。そして、2回目の予選は1周アタックしてクールラップを入れ、最後にもう1度アタックする作戦に変更しました。1回目の予選ではミスが多く出てしまったのでなんとかまとめられるように走りました。作戦は成功し最後のアタックでタイムアップすることができ12戦は3番手からのスタートになりました。
第11戦 決勝・・・7位 天候・・・晴れ
土曜日の午後に行なわれた決勝は4番手アウト側からのスタートでした。最初のコースインの時には、マシンの状況を感じながらも少しでもタイヤを傷めないように走りました。シグナルが消えてスタートしたときにアクセル開度を開け過ぎてしまい、ホイールスピンしてしまいました。なかなかホイールスピンが治まらず7番手まで後退してしまいました。前を走るマシンを追いかけていきましたが、ダウンフォースが抜けてしまい1秒以内の差に詰める事ができず、ラインを変えたり間合いを取ったりしましたが抜く事ができず7位のままチェッカーとなりました。
第12戦 決勝・・・4位 天候・・・晴れ
日曜日の正午過ぎに第12戦の決勝が行なわれました。
スタートで順位を落としてしまい1コーナーに進入するとき内側しかラインがなかったので、小さく回りアウト側でオーバーランしたマシンを抜き返すことができポジションは4番手で1周目を終えました。なかなかペースを上げることができず、さらに周回遅れがトラブルでスローダウンしているときにラインをふさがれてしまい差がついてしまいました。タイヤのマネージメントよりも1周を予選のように走りました。他のマシンのペースが落ちている中、コンスタントにいいタイムを重ねることができ、3番手に追いついていきましたがはじめについてしまった差を埋めることはできず4位でゴールしました。
初めてのサーキットでいいパフォーマンスを見せたかったのですが、なかなかうまくできませんでした。しかし、12戦の決勝のように暑い中でもコンスタントにいいタイムで走れるのはレースではとても有利になると思います。まだ、課題のスタートを決めることができませんが精度を上げていってレースで決められるように練習します。
次回レース・・・9月16,17日 スポーツランドSUGO
塚越広大
第11・12戦 オートポリス レースレポート
2006.8. 9■8月5日(土) 観衆:9132人
・第11戦予選 晴れ/ドライ 気温28℃ 路面温度42℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 1分43秒151 4位
・第12戦予選 晴れ/ドライ 気温29℃ 路面温度42℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 1分42秒524 3位
・第11戦決勝 晴れ/ドライ 気温28℃ 路面温度38℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 7位
ベストラップ:1分45秒072
■レポート
全日本F3選手権にとっては、シリーズ初開催となるオートポリスを舞台に、8月5〜6日、第11/12戦が行なわれた。前戦鈴鹿で初優勝と2位表彰台を得ただけに、ここでさらにポイントを稼ぎ、チャンピオンシップ争いで首位に肉薄したいところだ。
このオートポリスでは、レースウィークに合同テストが組み込まれ、走行開始は木曜日から。気圧の低い高地であることから、空力面への悪影響を鑑み、新たな空力デバイスを用意し、ディメンションなどにも変更を加えて臨んだチームだったが、テストでは思うようなパフォーマンスが発揮できず、ライバル勢にコンマ3秒ほどの差がなかなか縮まらぬまま、土曜日の予選を迎えることとなった。
木〜金曜同様に暑く、路面温度が40℃を超えた状況で始まった午前11時05分からの第11戦予選。テスト走行の間に、このサーキットが非常にタイヤに厳しいということが判明していたことから、アタックは1〜2周ほどしかできないとあって、他の陣営同様チームは塚越をセッション開始からピットで待機させる。
セッション開始から約7分が経過したところで、ようやく塚越はコースイン。計測1周目に1分43秒243でまずはモニターのトップに躍り出た塚越は、細かいミスはあったものの翌周に1分43秒151へとさらにタイムアップ。計測3周目にチェッカーが出されるが、その間にライバル勢が42秒台に突入し、塚越はポジションダウン。最終ラップは44秒台にとどまったことから、残念ながら第11戦予選は4番手となってしまう。
この第11戦予選、PPは大嶋和也、2位は伊沢拓也、3位はロベルト・ストレイト、4位に塚越、5位にファビオ・カルボーン、6位にエイドリアン・スーティルという結果となった。
インターバルの10分間で、チームは路面コンディションの好転を予測し、リヤのロール剛性を調整。再び午前11時30分からの第12戦予選を迎えた。
第11戦予選と同様にセッション開始からしばらくはピットで待機する塚越。ライバル勢も誰もコースインしないが、開始から6分ほどで塚越もピットを離れ、アタックに向かう。
残り5分を切った段階でようやく刻んだ計測1周目のタイムは、1分42秒629。一気に42秒台突入し、再びモニターのトップに躍り出た塚越は、翌周はクールダウンラップとするが、この間にポジションは3番手に。満を持して再度アタックした計測3周目は、1分42秒524。コンマ1秒のタイムアップを果たした塚越だったが、残念ながらポジションは変わらず。結局第12戦予選での塚越は3番手となった。
この第12戦のPPは大嶋。2位にストレイト、3位に塚越、4位にスーティル、5位にジョニー・リード、6位に伊沢というトップ6となっている。
午後3時34分にフォーメイションがスタートした第11戦決勝。基本的に大きなセットアップ変更ではなく、コンディションの似た金曜午後のセットに近い仕様でウォームアップを走行した塚越だったが、そこでさらなるマシンバランスの改善を狙って、リヤのロール剛性などを再調整したマシンでグリッドに着くこととなった。気温は28℃、路面温度は38℃である。
レッドランプが消え、全車がいっせいにスタートを切ったが、ここでアウト側の汚れたグリッドだったこともあり、塚越はホイールスピンを起こして出遅れ、カルボーン、スーティル、リードの後塵を拝することに。これで7位にドロップした塚越は、前を行くスーティルとの差1秒以内で周回を重ねるが、スーティルもペースの遅いリードと5位を争っており、なかなかチャンスは訪れない。序盤には雨がパラつくなどしたものの、コンディションの大きな崩れはなく、膠着した展開が続く。
結局、攻略の糸口がつかめぬまま、そのまま14周のレースは終了。塚越は7位でのチェッカーとなった。
第11戦の優勝は大嶋、2位にストレイト、3位に伊沢、4位にカルボーン、5位にリード、6位にスーティルとなっている。
田中弘監督コメント
「高地であることからマシンの空力的アドバンテージが少なくなる上、エンジンについてもトルクバンドの性質など、オートポリスというサーキットに残念ながら合っていないといえる。なんとか修正を試みたが、予選2回目ではまずまずながら、予選1回目ではドライバーのミスが大きかったように思う。決勝では集団の中での走行となり、シフトの面などで自分のペースで走れなかったことから、ラップタイムも遅い前車と同様になってしまっていた。明日の決勝については、ギヤリングなどを変更して臨む必要がありそうだ」
塚越広大コメント
「1回目の予選ではかなりミスをしてしまって、全然まとめることができませんでしたね。クルマ的には良かったのですが……。路面が良くなることを見越してインターバルに少しクルマのバランスを調整していただいて、予選2回目にはさらにフィーリングが良くなり、うまくまとめることができました。決勝では、路面も悪かったこともありましたが、スタートで焦ってしまい、ホイールスピンを起こしてしまいました。レース中は、前のマシンに追いつくところと離れるところがあったのですが、上手くタイミングを合わせられず動きのないまま終わってしまいました。明日はもっと落ち着いていきたいと思います」
■7月9日(日) 観衆:20227人
・第12戦決勝 晴れ/ドライ 気温28℃ 路面温度44℃
#10 Honda 無限 F107 塚越広大 4位
ベストラップ:1分45秒518
■レポート
日曜の第12戦決勝は、午後零時50分にスタートを迎えた。気温は28℃と前日とはあまり変わらないものの、日差しが強く路面温度は44℃と少し高くなっている。
このコンディション変化に対応、集団の中でのパフォーマンス向上のために、空力やロール剛性などセットアップを変更したマシンで臨んだ塚越だったが、スタートでの動き出しが悪く、1コーナーまでにスーティルの先行を許して4番手に後退してしまう。
序盤、1秒ほどの差でスーティルを追走する塚越だったが、フロントウイングを傷めてピットイン、作業を終えてコースに戻った周回遅れのカルボーンが、4周目にスーティルと塚越の間に入ってしまう。カルボーンは再びフロントウイングを傷めて戦線を離れるが、この間にスーティルとの差は3〜4秒へと開いてしまう。
後半単独での走行となったことで、若干ペースを上げてスーティルとの差を詰めるも、残念ながら捕らえるまでには至らず、塚越はそのまま4位でチェッカーを受けることに。第12戦を制したのはストレイトで、2位に大嶋、3位にスーティル。塚越、リード、マルコ・アスマーが4〜6位。この結果、シリーズランキングで塚越は僅差ながら、4位に後退することとなった。
田中弘監督コメント
「昨日のレースを鑑みて、ギヤリングなどを変更して臨んだが、前に他車がいるときには、昨日と比較してもあまり状況は変わらなかったようだ。残念ながらこのサーキットでは高地ということもあり、空気密度が薄くエンジンパワーも、車体側の空力の効率も良くない。今の状態では、今回同様高地にある富士の次戦でも苦戦が予想される。スタートでは前日同様ホイールスピンを起こしており、レースで抜きにくいだけに、スタートで順位を落としてしまうようでは厳しいと言わざるを得ない」
塚越広大コメント
「スタートでの最初のタイヤの転がりが今ひとつで、その後の加速はまずまずでしたが、残念ながら1コーナーでスーティル選手にかわされて4番手に下がってしまいました。その後序盤のうちに周回遅れが間に入ってしまい、スーティル選手との差が開いてしまって。しかし、レースの最後まで良いペースで周回できたということは、チームにとっても今後さらに暑くなる夏場に向けてもプラスになったのではないでしょうか。次戦に向けては、そういった部分を含めてさらなる底上げと、課題のスタートを克服したいと思います」
タミヤモデラーズギャラリー 2006に車両展示中!
2006.8. 48月3日より東武百貨店池袋店にて開催中のタミヤモデラーズギャラリー2006へ「MUGEN COURAGE LC70」を展示中です。
サーキット以外のところに展示する機会はなかなかありませんので、ご近所にお住まいの方は是非、ご来場ください。
会場:東武百貨店 池袋店 10F 催事場
会期:8/3(木)〜8(火)
※最終日は午後5時閉場
詳細はこちらをご覧ください!
サーキットチャレンジ Rd.2 筑波 レポート
2006.8. 2■日時・・・7月29日(土)
■天候・・・晴れ
■場所・・・筑波サーキット コース1000
■参加台数・・・72台
本年度2回目となるサーキットチャレンジが筑波サーキットコース1000にて開催されました。
当日ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
とても暑い中、車にもドライバーにも厳しい状況でしたが、大きな事故もなく、無事に終了することが出来ました。
また、今回はHONDAエキサイティングカップワンメイクレースに参戦する「ベルノ新東京・国光・Castrol・SLX・DC5」のデモランも有り、フィリップス展示ブースも有りといつもよりも賑やかなイベント内容でした。
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■ベルノ新東京・国光・Castrol・SLX・DC5
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■インストラクターの3人(左から 新井選手、山野選手、細川選手)
次回サーキットチャレンジは10月29日(土)筑波サーキット コース1000にて開催いたします!
次回も皆様のご参加をお待ちしております!!













