SUPER GT Rd.7 MOTEGI GT 300km RACE レポート
2006.9.11■9月9日(土) 観衆:15000人
・予選1回目 曇り/ドライ 気温26℃ 路面温度31℃
GT500
#18 TAKATA 童夢 NSX 2位
#100 RAYBRIG NSX 4位
#8 ARTA NSX 5位
#32 EPSON NSX 12位
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R 2位
・予選2回目 曇り/ドライ 気温27℃ 路面温度34℃
GT500
#100 RAYBRIG NSX 1位
#18 TAKATA 童夢 NSX 2位
#8 ARTA NSX 6位
#32 EPSON NSX 7位
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R 計測できず
・スーパーラップ 曇り/ドライ 気温27℃ 路面温度23℃
GT500
#100 RAYBRIG NSX PP
#18 TAKATA 童夢 NSX 5位
#8 ARTA NSX 7位
#32 EPSON NSX 進出できず
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R PP
■9月10日(日) 観衆:50000人
・フリー走行 くもり/ドライ 気温27℃ 路面温度30℃
GT500
#100 RAYBRIG NSX 1位
#18 TAKATA 童夢 NSX 8位
#32 EPSON NSX 9位
#8 ARTA NSX 11位
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R 1位
・決勝 晴れ/ドライ 気温31℃ 路面温度43℃
GT500
#100 RAYBRIG NSX 1位
#18 TAKATA 童夢 NSX 5位
#32 EPSON NSX 8位
#8 ARTA NSX 15位
GT300
#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R 3位
■レポート
鈴鹿での1000kmというスペシャルなイベントを終え、迎えたツインリンクもてぎでのスーパーGT第7ラウンド「MOTEGI GT 300km RACE」は、再びレース距離300kmと、いつもどおりのシリーズ戦。9月とはいえ、比較的涼しいコンディションの中、金曜日の走行では#8 ARTA NSX、#100 RAYBRIG NSXが総合1-2位を獲得。#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430、#6 Mobil 1 SC、#1 ZENT セルモ SCなどトヨタ勢も好調ながら、#18 TAKATA 童夢 NSX、#32 EPSON NSXも好タイムをマークするなど、不振のニッサン勢を除く2メーカーの対決の構図が明らかに。一方、GT300クラスでは#55 DHG ADVAN FORD GT、#110 TOTAL BENEFIT GREENTEC BOXTER、#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R、#88 アクティオ ムルシェ RG-1が好調な滑り出しを見せる。
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迎えた土曜の公式予選1回目は、午前10時05分からスタート。曇り空の下でGT300の占有時間帯から始まったアタック合戦では、残り5分のあたりで#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rが柴原眞介のアタックで、早々に1分55秒を切り、1分54秒981でトップに。#11 JIM CENTER FERRARI DUNLOPや#55 DHG ADVAN FORD GTのタイムアップで戦いは54秒台前半に突入することとなり、残り2分となったところで、再び#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rが1分54秒425で2番手に浮上も、結局#11 JIM CENTER FERRARI DUNLOPが1分54秒399で暫定ポールを獲得。#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R、#110 TOTAL BENEFIT GREENTEC BOXTER、#55 DHG ADVAN FORD GT、#88 アクティオ ムルシェ RG-1と前日から好調だったマシンがスーパーラップに駒を進める。
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続いて行なわれたGT500の占有時間帯では、やはり終盤にタイムアップするマシンが続出する展開となったが、中で#32 EPSON NSX、#100 RAYBRIG NSXがタイミングモニターの上位につけていく。しかし、占有時間帯が残り5分を切ったあたりからアタック合戦が白熱。#35 BANDAI DIREZZA SC430は1分45秒059をマークした後、争いは44秒台に突入し、#18 TAKATA 童夢 NSXが1分44秒769でトップに立つも、直後に#6 Mobil 1 SCが1分44秒095という好タイムで逆転。結局このタイムで#6 Mobil 1 SCが暫定ポールを獲得し、#18 TAKATA 童夢 NSXは混走時間帯に入った直後の間隙を突くように小暮卓史がアタックした#18 TAKATA 童夢 NSXが1分44秒570にまでタイムアップも、暫定2番手に。以下、#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430、#100 RAYBRIG NSX、#8 ARTA NSXがトップ5に続いたが、#32 EPSON NSXは惜しくも12番手でスーパーラップ進出はならなかった。
変わらぬ曇天下で始まった午後2時15分からの予選2回目。この後に続くスーパーラップに向けたセットアップの確認、あるいは決勝に向けた準備などが目的となったこのセッションでは、GT300では#55 DHG ADVAN FORD GT、#110 TOTAL BENEFIT GREENTEC BOXTER、#96 EBBRO BTEC MAZIORA 350Rがトップ3に。GT500では#100 RAYBRIG NSX、#18 TAKATA 童夢 NSX、#1 ZENT セルモ SCというトップ3となった。
そして迎えた午後2時50分からのスーパーラップ。#88 アクティオ ムルシェ RG-1が55秒台を破る1分54秒972をマークも、続く7番目に登場した#55 DHG ADVAN FORD GTが1分53秒865をたたき出してトップに躍り出ると、この後にアタックしたマシンは54秒台にとどまり、#55 DHG ADVAN FORD GTがポールを獲得することに。ところが、この#55 DHG ADVAN FORD GTに車両規則違反が見つかったため、予選タイムは抹消。このため、繰り上がりでのポールシッターとなったのは1分54秒569をマークした#62 WILCOM ADVAN VEMAC408R。「繰り上がりでのポールということで複雑な気持ちですが、今回は調子も良いので決勝では勝ちを狙いに行きたい」と柴原。2番手以下には、#11 JIM CENTER FERRARI DUNLOP、#110 TOTAL BENEFIT GREENTEC BOXTER、#88 アクティオ ムルシェ RG-1が並ぶことになった。
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続いて午後3時30分から行なわれたGT500のスーパーラップでは、7番目に登場した#100 RAYBRIG NSXがセバスチャン・フィリップのアタックで1分45秒011をマークしてトップに立つと、#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430、#18 TAKATA 童夢 NSX、#6 Mobil 1 SCがいずれもこのタイムに届かず、#100 RAYBRIG NSXのポールポジションが決定することに。「昨年のもてぎラウンドでも勝っているし、今日の予選は完璧だった。明日は優勝を狙っていくしかないね」とフィリップ。チームメイトの細川慎弥も「昨日からすごくマシンが良いので、決勝では変なミスのないよう頑張りたい」とコメント。」こちらも2番手以下には、#6 Mobil 1 SC、#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430、#35 BANDAI DIREZZA SC430とトヨタ勢が並んだものの、#18 TAKATA 童夢 NSXが5番手、#8 ARTA NSXが7番手とNSX勢もまずまずのポジションにつけることとなった。
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日曜の昼あたりから気温、路面温度ともに上昇し、マシンとドライバーにとっては厳しいコンディションとなった午後2時。朝のフリー走行でもそれぞれのクラスでトップタイムを奪った#100 RAYBRIG NSX、#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rというポールシッターが先導するフォーメイションラップが始まる。
スタートは午後2時03分。両クラスともに上位陣はオーダーどおりのスタートで、比較的静かな立ち上がり。GT500ではフィリップがスターターを務める#100 RAYBRIG NSXが、GT300では黒澤治樹がステアリングを握る#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rが、それぞれスタートからレースをリードしていく。
GT500では4位の#35 BANDAI DIREZZA SC430がペースが上がらず、#18 TAKATA 童夢 NSX、#8 ARTA NSXはその背後でテール・トゥ・ノーズにつけるものの、なかなか抜くチャンスが訪れない。5周目には前車に近づきすぎたか、#8 ARTA NSXがS字でコースオフ。#1 ZENT セルモ SCの先行を許し、せっかくスタートで上げた順位を落とし、再び7位に後退。しかし、7周目の90度コーナーでようやく#35 BANDAI DIREZZA SC430をとらえた#18 TAKATA 童夢 NSXが4位に浮上。道上龍の駆る#18 TAKATA 童夢 NSXは、徐々に3位の#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430とのギャップを詰めていく。
GT500では#100 RAYBRIG NSXが快調にリードを築くものの、GT300では#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rが一時3秒ほどのマージンを稼ぐも、徐々にタイヤが厳しくなったか、#11 JIM CENTER FERRARI DUNLOPの攻勢を受けることに。黒澤も必死の抵抗を見せるが、13周目に5コーナーで#11 JIM CENTER FERRARI DUNLOPにトップの座を明け渡すことに。そして#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rは21周目にピットイン、柴原へとドライバーを交代。後半での逆襲を狙うこととなる。
レースの3分の1を迎えるころには、完全に独走状態としていた#100 RAYBRIG NSXは、2番手の#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430に10秒以上もの大差をつけるが、「ブレーキングでミスしてしまった」というフィリップが、ヘアピンでまさかのコースアウト。運よくコース復帰は果たしたものの、ここで一気にマージンを7秒ほど失うことに。
上位陣のピットインが始まったのは25周目あたり。3番手まで浮上していた#18 TAKATA 童夢 NSXも27周目に道上から小暮にスイッチ。トップの#100 RAYBRIG NSXも29周目にピットインし、細川が後半のスティントを任されることとなる。#8 ARTA NSXもラルフ・ファーマンから伊藤大輔にバトンが託されるが、7位にまで挽回していたところで、右リヤタイヤが脱輪するという予期せぬトラブルに見舞われ、1コーナーのイン側でマシンストップ。残念ながらそこでレースを終えることになってしまう。
一方、細川は背後に迫った#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430のプレッシャーをはねのけ、コンスタントに速いラップタイムを続けると、逆にじりじりと引き離す理想の展開に持ち込む。そのため、一時3秒を切っていた#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430とのギャップは、いつしか10秒を超え、最後には17秒以上に。大差をつけた#100 RAYBRIG NSXは、そのまま63周を走りきり、見事なポール・トゥ・ウインを達成。「ミスが悔やまれるが、それでも完璧に近い週末だった」とフィリップ。GT500で初優勝となった細川も「今回の勝利はうれしいが、今後さらに努力して予選を含めてチームをリードできるようなドライバーを目指したい」と目標を新たにすることに。2位以下には、#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430、#1 ZENT セルモ SC、#6 Mobil 1 SCが続き、#18 TAKATA 童夢 NSXはペース的には勝っていたものの、#6 Mobil 1 SCを抜きあぐねて5位。#32 EPSON NSXも粘り強いレースを戦って8位でのポイント獲得を果たしている。
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GT300クラスでは#11 JIM CENTER FERRARI DUNLOPが優勝。2位に#13 エンドレスアドバンCCI Zが入り、#62 WILCOM ADVAN VEMAC408Rは惜しくも優勝こそならなかったものの、3位表彰台を獲得することとなった。













