RACE CATEGORY

  • フォーミュラカーレース
    4本のタイヤがボディやカバーで覆われずに剥き出しの状態で、ドライバーの頭部が露出しているひとり乗りのレース専用マシンがフォーミュラカーです。

    フォーミュラカーレースは規則によってカテゴリーが分かれていてF1やインディカーレースは、フォーミュラカーの頂点です。国や地域によって規則が異なり、日本ではスーパーフォーミュラを頂点としてF3、F4などのカテゴリーがあります。また入門クラスのスーパーFJでは、マシンに極力性能差が出ないようにして、ドライバーの腕で勝負が決まるように工夫されています。

    写真:スーパーフォーミュラ
  • GTカーレース/ツーリングカーレース
    街中で見かける市販車をベースとして、レース用に改造したクルマによるレースです。
    日本ではスーパーGT、イギリスではBTCC、ドイツではDTM、アメリカではIMSAなど各国で独自の規則の元、レースが行われています。また世界を転戦する世界ツーリングカー選手権(WTCC)も開催されており、日本でも見ることができます。シリーズによってレース内容や車両の改造範囲が異なっており、参加するメーカーやクルマもさまざまなところが魅力となっています。日本ではスーパーGTを頂点とし、スーパー耐久レースや入門用のFIT 1.5チャレンジカップなどたくさんのレースが開催されています。

    写真:スーパーGT GT300クラス
  • スポーツカーレース
    フォーミュラカーのようにレース専用に造られ、タイヤがボディで覆われているのがスポーツカーです。
    クラスによって屋根のあり、なしがあります。世界的に有名なル・マン24時間レースやアメリカのデイトナ24時間レースなどがあります。

    M-TECでは2001年にスポーツカーレース用に4.0L V型8気筒NAエンジン「MF408S」を、2005年に排気量を拡大した4.5L V型8気筒NAエンジン「MF458S」を開発し、カスタマーチームに供給しました。

    写真:全日本スポーツカー耐久選手権
  • ラリーカーレース
    ツーリングカーレースと同じように市販車を改造したクルマによるレースですが、サーキットではなく砂利道や舗装された公道などで行なわれます。通常ドライバーとドライバーをサポートするコ・ドライバーの2名が乗車します。世界ラリー選手権(WRC)を頂点にインターコンチネンタル・ラリーチャレンジ(IRC)やアジアパシフィックラリー選手権などがあります。日本では全日本ラリー選手権が行なわれています。

    写真:オーストラリアラリー選手権