2020 SUPER_GT

Rd.7 MOTEGI

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2020年11月 9日

戦略とチームワークが功を奏して4位でフィニッシュ!

シリーズ名:2020 AUTOBACS SUPER GT Round 7
大会名:2020 AUTOBACS SUPER GT Round7 FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE
距離:4.801km×63周(302.463km)
11月7日(土)天候:晴れ/路面:ドライ
11月8日(日)天候:晴れ/路面:ドライ
11月 7日(土)
GT500クラス予選
Q1:笹原選手 11位

前回のツインリンクもてぎラウンド(第4戦)では3位表彰台を獲得し、相性の良いコースです。今回も当然表彰台を狙うべく準備をしてきました。

シリーズ後半以降、気温が低くなることを想定して持ち込んだ車体セットとタイヤがいかにマッチングするかが、結果に大きく影響しています。

まずは土曜日の公式練習。車両のバランスはけっして良いとはいえないものの、2番手のタイムを出し、予選、決勝に向けて手応えは十分!
今シーズン2度目の表彰台を狙うべく予選上位を狙います!


■中野監督
ここツインリンクもてぎは想定どおり気温が低くなり、新しいソフトコンパウンドのタイヤを用意してもらいました。

しかし、残念ながら低い路面温度でのグリップレベルの向上は見られませんでした。ミディアムコンパウンドで予選に臨むことになり、路面温度が高くなってくれることを願いましたが、望んでいた路面温度まで上がらず、コーナーリンググリップのピークを出せませんでした。悔しい結果です。

ただポジティブな面もありました。それは最終戦の富士スピードウェイ向けのタイヤを1セットテストして、ヒデキがGT500クラス単独走行で2番手タイムを出したことです。これで次戦の構造は選択できました。我々のチームは、ヨコハマタイヤさんのためにも先行開発を率先して実施しています。

今回は、路面温度がもう少し上がることを願ってセッティングをアレンジし、ドライバー、エンジニア、メカニックの皆が最高のパフォーマンスを見せて結果を残せるようにがんばっています。応援、宜しくお願いします。

■武藤選手

土曜日は赤旗中断もあり、僕はあまりドライブする時間がありませんでした。そんななかでも、次戦の富士スピードウェイ向けのタイヤをテストして2番手タイムを出せたことは、先々に対してポジティブでした。車の方の改善点も確認できました。決勝はたぶん僕がスタートを担当しますが、何とかポジションをひとつでも上げて、右京につなげたいと思います。がんばります。

■笹原選手

朝の走行開始は僕が担当させてもらいました。新しいコンパウンドに期待していましたが、結果はよくなく、スタンダードなコンパウンドで予選をアタックしました。

思いのほか、路面温度が上がってくれず、タイヤのピークグリップが出ないまま終わってしまって悔しいです。いつもQ2の武藤さんにつなげられていたのに、本当に悔しいし申し訳ないです。

決勝に向けては、車体のセットも改善して、チーム一丸となって表彰台を目指します。応援、宜しくお願いします。

↓ 予選終了後に配信されたライブ映像です。

 

11月 8日(日)
GT500クラス決勝:4位
土曜日は、午前から路面コンデションがわずかに変化したことが影響して、満足できる結果を得られず悔しい予選でした。決勝の日曜日はチームが望む天候・路面になることが予想され、そうなれはいい闘いができる自信は十分にあります!今シーズン2度目の表彰台を狙い、チーム一丸となって決勝に臨みます。

■中野監督
11番手からスタートして、フィニッシュの4位までのポジションアップは、チームワークの成果でした。ドライバーふたりも、タイヤライフぎりぎりまで猛プッシュできたし、ピットワークも練習の成果が発揮されました。レース前にいろいろなことを想定していたし、周りのピット状況を聞いて判断して成功しましたね。闘った感があり、満足です。

応援してくださった皆様、力をくださり、ありがとうございました。目指すところは当然ですが、もっと上です。次の最終戦では、タイヤの開発は車のセットをさらに進め、全力で闘います。Honda NSX−GTが1~5位まで独占しました。おめでとうございます。

■武藤選手
決勝は、自分が思っていたよりも厳しい闘いでした。スタートを担当し、グリップ感がなくコーナーリングでは滑っていましたが、なんとか踏ん張り、後半の右京にバトンを渡すことだけを考えて走り続けました。

セーフティーカー開けにプッシュして、1台抜いてからのピットインをしたタイミングは素晴らしかったです。ピットワークや右京のアウトラップも速かったし、4位に上がったなんて、チームの皆んなが素晴らしい仕事をしてくれました。

次の富士スピードウェイでは、タイヤをセーブする心配をなくして、猛プッシュできるように、皆で話し合ってレベルをさらに上げていきますよ。応援してくださったファンの皆様、関係協力会社の皆様、応援やサポートをしてくださりありがとうございました。

Hondaがトップ5を独占したのはすごいことですね!僕たちもその仲間にいることができてうれしいです。だけど、もっと上のポジションでゴールするようにがんばります。ありがとうございました。

■笹原選手
武藤さんからバトンを渡してもらい、猛プッシュで走ったら、4番手になっていて驚きました。途中タイヤにピックアップが付いたのか、マシンコントロールが難しかったですが、常にプッシュしていたら、100号車に追いついて行ったので、抜くことだけを考えて集中しました。残り2周でイエローフラッグ区間が発生し、ギャップをあけられてしまい、凄く悔しかったです。

でも予選のポジションを考えるとポジティブな順位だと思いますが、やっぱり悔しい思いもあります。後半は凄いプッシュをして、やり切った感じです。チームワークが素晴らしかったです。

ここまで応援してくださった皆様の温かいコメントと後押しが、力になりました。本当にありがとうございました。最終戦も全力でプッシュできるように、皆で仕上げて満足のいく結果を出すレースをします。引き続きのご支援やご協力の方、宜しくお願いいたします。
 

↓ 決勝終了後に配信されたライブ映像です。