2021年6月21日
大会名：2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦 スポーツランドSUGO大会
距離：190km（3.586km×53Laps）
2021年6月19日（土）天候：雨／路面：ウエット
2021年6月20日（日）天候：晴れ／路面：ドライ
6月19日（土）
予選
#15 大津選手 8位（Red Bull MUGEN Team Goh）
#16 野尻選手 10位（TEAM MUGEN）
■田中 監督（総括） 土曜はフリー走行、予選とも完全なウエットコンデションでした。前戦のオートポリスラウンドで見せたウエットでの速さを、ここSUGOでも活かせるのではと思っていましたが、異なる路面の変化にうまく合わせ込むことができず、期待していた結果には遠く及びませんでした。
走り出しのバランスが良くなかった今日の流れを考えると、大津選手はQ3に進出して結果は8位でしたが、よく頑張ったと思います。野尻選手は、Q2のポジション取りや赤旗の影響で、Q3へ進出できず10位という結果に終わったのはさすがに残念でした。
速さを出せなかった原因を解析しなければなりませんが、決勝はドライでのレースが予想されます。気持ちを切り替えてドライコンデションに対応して、表彰台を狙うべく車を仕上げます。野尻選手、大津選手そしてチームスタッフがきっとよい仕事をしてくれると信じていますのでぜひ期待して下さい、そして、応援お願いします！
■大津選手（Red Bull MUGEN Team Goh）
東北シリーズとなるスーパーフォーミュラ第4戦、ここスポーツランドSUGOにやってきました。予選の総合結果は8位でした。
朝のフリー走行からつねに雨量が変化するコンディションで、ドライブも車のセッティングも難しい状況でしたが、まずQ3進出が目標のひとつだったのでよかったです。ですが、もっと上位を目指していたのでこの順位は正直悔しいです。
決勝は、天候は良くなりドライのレースになると思うので、気持ちを切り替えてポジションを上げていきます。得意なスタートを決めて、戦略もきちんと考えて表彰台を目指します。応援してください、宜しくお願いします。
■野尻選手（TEAM MUGEN）
雨となった予選は10位となってしまいました。車の調子もちょっとよくなく、データや展開も見直して、こうしておけば良かったことがいくつかあったので、きちんと整理しています。
決勝はドライになると思うので、これからセッティングや戦略を考えて直していけば、順位を上げられると思っています。なんとしてもチーム一丸となって順次を上げてきます。ぜひ明日も応援してください。宜しくお願いします。
6月20日（日）
決勝
#16 野尻選手 6位（TEAM MUGEN）
#15 大津選手 10位（Red Bull MUGEN Team Goh）
※ファーステストラップ：#16 野尻 1'07.072（44/53）192.501km
■田中監督（総括）
決勝レース、#16 野尻選手は本来のスピードを取り戻しとてもよいレースを見せてくれ6位でゴールすることが出来ました。速さがあっただけに昨日の予選結果とスタートの失敗はとても悔やまれます。
#15 大津選手はレースでの速さを取り戻したもののスタートの失敗が響き10位でレースを終えました。
応援してくださったファンのい皆様に申し訳なく思います。やはり前日のウエットでの予選結果がすべてで、決勝レースのスピードもまだ本来の速さではなく、コンスタントに上位の結果を出すためには、まだまだ不確定要素の問題を解決する必要があることを実感しました。次戦のもてぎラウンドに向けて、問題の解決に取組みしっかりと準備を進めていきます。引き続き、応援をお願いいたします。
■野尻選手（TEAM MUGEN）
6位という結果でした。予選の順位よりはよかったのですが、予選そのものは自分たちの力不足であり、まだまだこのままじゃダメなんだということを身をもって感じました。
決勝はなんとか挽回しようと、チームみんなが一生懸命に解析し修正してくれたことで、車の速さを取り戻して追い上けも出来たし、6位で終わりましたがポイントも獲れました。
戦略的に反省点もあり、問題にきちんと向き合って、よいところ悪いところを見極めて、次につなげられるようにしたいと思います。結果にもっとこだわるために、チームでもっと想定できる事前準備を行なって次はこの悔しさを晴らしたいと思います。
スタンドで旗を振ってくださっているファンの方が見えて、とても力にもなりました。応援してくださったファンの皆様や関係協力会社の皆様、ありがとうございました。引き続きの熱いご声援をお願いします。
■大津選手（Red Bull MUGEN Team Goh）
結果が10位でポイントは獲れましたけど、8位スタートから順位が下がってしまいました。いつも得意としていたスタートが失敗しました。
中団グループという混戦のなかで立ち回りが出来なくて、そこで順位を挽回できなかったことが最後まで響いた感じでした。タイヤを代えたセカンドスティントは、フィーリングもペースもよくて前の車をプッシュしていたんですけれど、抜けずに終わったのはとても悔しかったです。
いろいろな発見や課題も見つかったので、後半戦が始まる次からさらにレベルアップして闘います。もはやルーキーとか言っている場合ではないので、とにかく表彰台に上がれるように頑張ります。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
