2020 SUPER_GT

Rd.2 FUJI

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2020年8月 9日

ケアーしながらの粘走で10位完走

シリーズ名:2020 AUTOBACS SUPER GT Round2
大会名:たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE
距離:301.158km(4,563m × 66 Laps)
8月8日(土)天候:曇り/路面:ドライ
8月9日(日)天候:曇り/路面:ドライ
8月 8日(土)
■公式予選:GT500クラス 9位
開幕戦の予選では素晴らしい速さを見せることができましたが、本番ではロングディスタンスをうまくまとめられず、結果を出せませんでした。

第2戦も前回と同じ富士スピードウェイです。開幕戦の車両及びタイヤのデータを詳細に分析し、レースで何が足りなかったのかを洗い出して、対策を施しました。前戦のリベンジを果します!

■中野監督
開幕戦では予選は良かったものの、決勝ではタイヤのスローパンクなどによりノーポイントで終わりました。
この第2戦は短期間で対策を行ない、そのタイヤに合わせるセッティングに集中しました。予選に対しても煮詰めることができましたね。

対策品は開幕戦で良かった部分が失われていたみたいですが、それは今後改善してくれると思います。

予選ではQ2には進出できませんでしたが、笹原が100%プッシュしてくれました。ポイントを狙える位置からのスタートですし、決勝はトラブルなく確実にポイントを取れるように準備します。

■武藤選手

笹原君で2種のタイヤを比較してもらい、僕は決勝のセットを確認しました。路面温度が高くて、予選でチョイスするタイヤは皆で悩みました。

開幕戦と今日土曜の経験から、いろんなことがわかってきたのでポジティブに先を見据えて頑張っています。決勝は安定した走りと攻めの走りを両立させて、ポイントを獲りにいきます。

■笹原選手

<↑ 映像は予選前のコメントです>

グリップの高いタイヤを選びたかったですが、決勝で使用するには厳しそうでした。走り出しは対策品のタイヤのセットアップに集中して進め、武藤さんも最終確認で煮詰めてくれたので、予選の車のバランスとフィーリングは良かったです。僕自身もQ1では全力を出し切りました。

武藤さんも言っていましたが、開幕戦と今日土曜の体験で、ネガティブとポジティブな面でわかったこともありました。決勝は何としてもポイントをゲットしたいので、頑張ります。
 
8月 9日(日)
■決勝:GT500クラス 10位

予選では改良されたタイヤの性能を十分に引き出しましたが、結果は9番手と満足するものではありませんでした。

しかし、今後の具体的な方向性を見出すことができたのは、大きな収穫となりました。結果を出すためにチーム一丸となり、決勝レースに臨みました。

■中野監督コメント
決勝レースは予想どおり暑くなり、いかにタイヤをケアーするかを考えながら、ストラテジー(戦略)も臨機応変に対応しました。ドライバーは2人とも限界までケアーしながら走ってくれ、最後まで持たせることができてホッとしています。ポイントを獲れるギリギリで頑張りました。次は実力で上位に食い込みます。

また、ピット作業の遅れは反省点ですが、メカニックはいつも努力してくれているので、次は確実に速い作業をしてくれると期待しています。次のレースまで期間は短いですが、良し悪しの部分を整理し見極め、鈴鹿では上位でゴールできるよう努力していきます。

今後とも応援の方よろしくお願いいたします。

■武藤選手
右京君からバトンを渡されて、プッシュしていきましたが、ピックアップ(※他車タイヤのゴム破片が自車タイヤに付着することで起きる影響)が始まり、前半、けっこう長く厳しかったです。

ピックアップが取れてからは、ベストタイムを更新するなど、車のバランスは良かったのですが、後半はタイヤのケアーも考えながらの走行で気を使いました。

次戦の鈴鹿も、正直に言うと厳しい闘いになりますが、何か良い部分を見出して、もっと安心できる材料を持ってレースに臨みたいです。諦めずに上位を目指します。

関係者の皆様、スポンサーの皆様、応援ありがとうございました。



■笹原選手
スタートは僕が担当しました。厳しいレースでした。タイヤをケアーしつつ、後ろを抑えることにも集中して、できるだけ周回数を伸ばしましたが、あとから聞いたらタイヤもギリギリでした。

武藤さんも同じタイヤで走り切れたのでホッとしていますが、もっと安心して全開で闘いたいです。みんな一生懸命に頑張ってくれているので、僕も、もっと全力で諦めずに頑張ります。

関係してくださっている方、ファンの皆様、引き続きのサポートをよろしくお願いします。