2020 SUPER_GT

Rd.5 FUJI

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2020年10月 4日

一時最後尾も、挽回して6位力走!

シリーズ名:2020 AUTOBACS SUPER GT Round5
大会名:たかのこのホテル FUJI GT300km RACE
距離:301.158km(4,563m × 66 Laps)
10月3日(土)天候:曇り/路面:ドライ
10月4日(日)天候:曇り/路面:ドライ
10月 3日(土)
GT500クラス予選
Q1:笹原選手 6位
Q2:武藤選手 8位

今シーズン3大会目となる富士スピードウエイでの開催です。車体のセットアップ、タイヤもこの富士スピードウエイに合わせ開発を進めてきました。 さらにエンジンもシリーズ後半戦の仕様となる2基目を投入。公式練習で時間を要しましたが、予選に向けて無事エンジンの適合作業が完了しました。予選上位を目指して頑張ります!

■中野監督
土曜のスタートでトラブルもあり、ほとんど走れない状況で予選を迎えることになり、それでも2人はまとめてくれてQ2進出しくれました。チームスタッフの方もまとめてくれて、今持っているポテンシャルは出せたと思います。

決勝はいろいろ起こると思います。レースプランは考えている途中なんですけれども、コンデイションが変化していくので、それに合わせてセットアップも作戦も合わせていかなければならないんです。

ドライバーやチームの皆とディスカッションを続けて、ポジションを上げて行くレースをするよう、そして皆さんに楽しんで喜んでもらえるようなレースができるように、まとめて行きたいと思います。

■武藤選手
正直、土曜日は簡単な1日ではなかったですね!走り始めでちょっとしたトラブルもあったりして、セッションの組立に関しての進行が、プラン通りにはできなかったんです。

そんななかメカニックやエンジニアが限られた時間で、予選に向けた仕上げをしてくれて、TEAM MUGENの底力というかノウハウが活きて、右京君が6位でQ1を突破して僕にバトンを渡してくれました。

僕はQ2で順位を2つ落とすことになってしまい、8位となりとても悔しい結果でした。けれども、1回目の公式練習でドライブした時より車もエンジンんも乗りやすくなっていたし、ポジティブな方向に進んでいます。決勝は楽しみにしていますので、是非期待して見てもらえたらと思います。

■笹原選手
今回も予選はQ1を担当させていただき、武藤選手にバトンを渡すことができました。明日の決勝も、前回レース同様にコンディションも変化していくと思いますし、レースはいろんな要素があってどうなるかわからないですが、まずは自分たちのベストを尽くせるようにします。

自分たちの力を出し切れるレースをして、ひとつでも順位を上げるレースができたらうれしいですし、最低でもポイントを取れるような力強いレースを見せられるようチーム一丸となってがんばります。


↑ 予選終了後に配信された監督&ドライバーのライブ映像です。

10月 4日(日)
GT500クラス決勝:6位

公式練習ではシリーズ後半戦仕様のエンジン適合に時間を要すことになり、少ない走行時間のなかでセットアップを進め、予選は8位でしたが速さの手応えを十分感じる内容でした。

決勝に向けてタイヤのロングランを実施できなかったものの、すでに今シーズンの膨大な走行データがあり、決勝前のウォームアップ走行時間を最大限に活用して決勝の戦略を練りました。

表彰台獲得を目指してチーム一丸となって闘います!

■中野監督

まず、チームスタッフ、ドライバーの皆、お疲れ様でした。今日も良い仕事をしてくれたと思います。

決勝レースはアクシデントで最後尾まで落ちてしまってからの追い上げを含め、格好いいレースだったと同時に「レースが出来た!!」と思えました。タイヤも含めたパッケージが進歩しています。

富士スピードウェイで開催された前の2レースとも、まともな闘いができていなかったので、今日の結果はポジティブです。今持っているチームのすべてを出し切ったと思います。

まだ負けている部分を補っていき、次の大会もチーム一丸となってチャレンジし、ポディウムを目指します。応援してくださったファンの皆様、関係協力会社の皆様、本当にありがとうございました。

■武藤選手

決勝スタートは僕が担当しました。8位スタートからタイヤのウォームアップが早く、3号車の前に出たのですが、右の後ろにヒットされてスピンしてしまい、最後尾まで落ちてしまいました。しかし、決勝の車のバランスはよかったので、落ち着いて1台ずつ抜いてやろうと気合も入りましたね! 

途中、タイヤのグリップフィーリングに異変がありましたが、タイヤにいたわりながら走って少しずつ回復していったので、作戦的にペース配分に気をつけることに集中し、ポイント圏内で笹原君にバトンを渡すことができました。今回はタイヤマネージメントもうまくいき、チームが完璧な仕事をしてくれた結果だと思います。

Hondaや関係企業の皆様、ファンの皆様には、闘っている姿を見せられる状態になりうれしく思います。次のレースもしっかりミーティングして、いろいろな面で開発を行なって表彰台に上がります!ありがとうございました。

■笹原選手

武藤さんがポイント圏内まで追い上げて、僕にバトンを渡してくれました。タイヤマネージメントを考えながらのピット作戦もよかったので、すぐに36号車を抜けると思っていたのですが時間がかかりました。

ライバル車とバトルをすると、相手の速いところや動きが見えて楽しかったです。ライバル車もフェアなバトルをしてくれたので学ぶべきことがありました。最後は19号車が追い上げてきたので、フルプッシュして逃げ切ることができました。

タイヤ、エンジン、車体、すべてが決勝でまとまった感じになり、チームも完璧な仕事をしてくれたことに感謝します。

車のパッケージをしてくださった皆様、応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました。今度はトップ争いでのバトルから優勝できるように、皆で努力を惜しまずがんばって行きます。


↑ 決勝レース終了後に配信された監督&ドライバーのライブ映像です。