神電 NEWS

2017.06.02

神電 六 【The Isle of Man TT】プラクティス1回目 6月2日

RACE

#1 ブルース・アンスティ
順位    1位
タイム  20:40.209

#2 ガイ・マーチン   
順位  2位
タイム  20:52.870
 
現地時間 6月2日 20時45分~21時00分
天候 晴れ
外気温 18度
路面温度 21度
コース状況 ドライ

公式プラクティスを神電 六ライダーが1・2位で終了!

2017マン島TT Zeroクラスの公式プラクティス1回目が終了しました。
一昨日から崩れていた天候もようやく回復し、ドライコンディションの中、ブルース・アンスティ選手とガイ・マーチン選手が順調にコースイン。事前テストをクローズドコースで行ってはいますが、マン島本コースでの初走行でマシンの感触を掴みます。我々の参戦するTT Zeroクラスは最後のセッションであり、外気温と路面温度の低下により不利な走行環境に置かれますが、昨年型から継承するフレームとスイングアーム、アップデートされたサスペンションシステムと空力ボディーワーク、そして、パワーユニットの出力アップによるライダビリティーの向上により進化した神電 六の性能をフルにテストするセッションとなりました。神電参戦4度目のブルース・アンスティ選手は、マシンにも慣れているだけに速いペースでセクターをこなして行きます。一方、ガイ・マーチン選手は今回がマン島本コース初走行という事で、慎重な走りに徹しています。両者の走りに違いはありますが、狙うは優勝ですから、各自の走りを通じ、確実にマシンを理解して行きます。結果的にミスの無い走りで、ブルース・アンスティ選手が1位、ガイ・マーチン選手が2位と好調な滑り出しとなりました。

TEAM MUGEN 宮田監督のコメント
まずは2台共に完走出来てホッとしています。1Lap 60kmは実践ロングランになります。想定していたバッテリーマネージメントは十分に安全マージンを確保しています。セクタータイムには満足する事が出来たので、明日は新しいバッテリーマネージメントもトライします。シャシ関係では、サスペンション、ブレーキ共に高い精度で機能しています。また、走行後のタイヤのフェイスも良い状況でしたので、安心しました。
 

開発ライダー 宮城光氏のコメント
ブルース・アンスティ選手とガイ・マーチン選手、二人の経験の差はスタート前に既に現れているようです。流石、ブルース・アンスティ選手は昨年のTT Zeroクラスチャンピオンであり、笑顔を見せる余裕もありますが、ガイ・マーチン選手の表情には常に緊張が見受けられます。しかしヘルメットを被りマシンに跨がると、その目が一変するのです。これこそが、マン島ライダー特有の強さなのかもしれません。走行後は、二人のライダーから笑顔が漏れていたので、マシンへの不満は無かったのだと一安心です。

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