The Isle of Man Tourist Trophy Race

マン島TT レース

マン島TT レースは、イギリスと北アイルランドの間にある淡路島程度の大きさのマン島で、1907 年から開催されている。レースは年1 回、5 月最終週から6 月第1 週にかけて開催され、コースは島の南東部にある首都ダグラスをスタート起点とし、市街地、住宅地、山間部を含む1 周約60km の一般公道をタイムトライアル形式で走行する。

コースの高低差は400m、コーナー数は実に200 以上にのぼる。

普段は一般道として使われているため、白線やマンホールが点在し、現存する世界最古の高速オートバイロードレースであり、それと同時に世界一過酷で、世界一平均スピードの高いロードレースでもある。

第二次世界大戦終結後の1949 年からは世界グランプリロードレース選手権※として再開され、日本の二輪メーカーやライダー達が果敢にチャレンジしたことが、今日世界に大躍進した日本の二輪産業のまさしく反映の礎となった。

※世界グランプリロードレース選手権の一戦として開催されていた期間は1949 年〜1976 年
マン島TTレース公式サイト

  • ホンダも1959年から出場し、「レースはホンダのDNA」と言われるようになる。
  • ヨーロッパではモータースポーツ人気が高く、マン島TTレースは伝統あるレースとして注目されている。
  • 市街地を200km/h以上の速度で走り抜けていく日本では考えられないレースだ。

TT Zero Challenge

TT Zero Challenge クラスはクリーンエネルギー時代の将来を見据えて2009 年から新たにスタートしたカテゴリーで、CO2 を排出しないクリーンエミッション機構を動力に持つことが定められているが、現在は全車電動バイクでの参戦となっている。一般的なレシプロエンジンでのレースクラスは1レースで3 周から6 周するところ、TT Zero Challenge クラスはバッテリー性能と容量の兼ね合いから、現在1 周約60km のみのレースとなっている。レーシングチームが作った本格的なものから市販バイクを改造して出場する大学チームまで様々なチームが参戦している。