2週間前、鈴鹿サーキットにて開幕となった全日本F3選手権は早くも第2ラウンド第3,第4戦が静岡県
富士スピードウェイで開催された。
「無限」チーム1号車「TIGRE F106無限」の細川慎也。そして第2戦のウィナー、ランキングトップの11号車「FDイエローハットF106無限」柴田裕紀が富士スピードウェイ特有の高速バトルに挑む。
4月5日(土)は朝から悪天候に見舞われタイムスケジュールが大幅に遅れ、若干雨足が弱くなった14:30分から第3戦予選が行われた。しかしタイム計測に入る間もなくコースアウトするマシンが相次ぎ、赤旗中断となった。
14:45分残り12分間で予選再開。細川・柴田共々慎重にマシンを操りアタックをする。#7ジェームス・コート二―が首位をキープする中、細川は1分53秒542で3番手、細川は1分54秒226で6番手につける。しかし終了間近の14:56分更なるタイムアタックを狙った細川は富士スピードウェイ雨の鬼門といわれる300Rでスピン。マシンを大破させてしまう。予選は再び赤旗中断。このまま予選終了となってしまった。結果、柴田は予選5番手、細川は黄旗追い越しによりベストラップ削除のペナルティを受け7番手で終了となってしまった。
この日続いて予定されていた、第4戦予選,第3戦決勝は協議の結果、コンディションの回復が見込めないため明日へと持ち越された。これによりクラッシュし、マシン復旧を要する無限チームには不幸中の幸の結果となった。
柴田選手5位、細川選手6位共に入賞。ポイントを獲得。
ROUND:第3戦
DATE:4月6日(日)
CIRCUIT:富士スピードウェイ(全長4.400km×15周)
天候:晴れ
観衆:24,000人
4月6日昨日とはうって変わり快晴、レース日和となった富士スピードウェイ。
昨日予定されていたF3第3戦決勝が日曜日のオープニングレースとして行われた。朝8:35分フォーメーション開始と共に全車エキゾーストノート高々に轟かせコースを離れていく。昨日大破した、細川選手の「無限」チーム1号車「TIGRE
F106無限」も完璧にマシンを修復させグリッドを離れていく。
1号車は昨日のクラッシュ大破後、スタッフの懸命の車両復旧作業は、朝の5:00まで行われ完璧に修復されていた。手を打撲負傷していた細川もスタッフの懸命の作業に応える為に結果を出さなくてはならない正念場であった。ポールポジションは昨日雨の決勝で鋭い走りを披露していた#7ジェームス・コート二―。
8:35分シグナルブルーと共に14台のマシンが一斉にスタート。1コーナー、ホールショットを奪ったのは#7ジェームス・コート二―。無限の2台は1号車「TIGRE
F106無限」細川慎也は5番手、11号車「FDイエローハットF106無限」柴田裕紀が6番手で進入していく。しかし昨日の怪我の影響か、ペースの上がらない1号車細川を11号車柴田が2周目1コーナーでパス5位に浮上する。柴田は更に前を走る3位争いの集団を上回るペースで追い上げを開始する。7周目には#12モンティンを、スリップストリームを駆使し1コーナーで鮮やかにパス。次の周には再び抜かれるが#4クインタレリを交えた激しい3位争いをルーキーらしからぬ堂々とした闘いでレースを進める。
15周のレース、柴田は残念ながら5位でレースを終えるがレース中のベストタイムは優勝した#7コート二―に次ぐものであり第4戦に期待をもたせる内容であった。また細川もレースをまとめ負傷しながらも6位入賞を果たした。
1号車「TIGRE無限F106」細川慎也選手のコメント
クラッシュしたクルマを今朝まで完璧に仕上げてくれたスタッフの皆様に大変感謝しています。自分の力が出し切れずに6番手でレースを終えたことは悔しい限りです。怪我もさほどドライビングには影響が無いので、午後の第4戦はレース展開を考え、良い結果を出したい。
11号車「FDイエローハット無限F106」柴田裕紀選手のコメント
スタートはうまくいったと思ったが少々出遅れた。チームに施していただいたセッティングも非常によく思いっきり走ることが出来た。終盤の3位争いは激しかったが、3位を狙えるチャンスはあった。第4戦はアドバイスをしっかり守り上位入賞を果たします。
F3第3戦富士
-RIJ- (2003/04/06) Race Results
Weather:Fine
Course:Dry |
| P |
No |
Driver |
Car |
Engine |
Lap |
Time |
| 1 |
7 |
ジェームス・コートニー |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
21'53.341 |
| 2 |
36 |
片岡 龍也 |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-4.665 |
| 3 |
4 |
ロニー・クインタレッリ |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-11.712 |
| 4 |
12 |
パオロ・モンティン |
DALLARA F303 |
NISSAN SR20VE |
15 |
-11.785 |
| 5 |
11 |
柴田 裕紀 |
LOLA-DOME F106 |
無限MF204B |
15 |
-12.191 |
| 6 |
1 |
細川 慎弥 |
LOLA-DOME F106 |
無限MF204C |
15 |
-18.186 |
| 7 |
19 |
柴田 裕吉 |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-24.852 |
| 8 |
3 |
横溝 直輝 |
DALLARA F303 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-25.665 |
| 9 |
8 |
小早川 済瑠 |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-28.473 |
| 10 |
2 |
佐藤 晋也 |
DALLARA F302 |
無限MF204B |
15 |
-29.235 |
| 11 |
32 |
番場 琢 |
LOLA-DOME F106 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-41.05 |
| 12 |
33 |
吉本 大樹 |
LOLA-DOME F106 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-41.269 |
| 13 |
14 |
柳田 真孝 |
DALLARA F302 |
NISSAN SR20VE |
15 |
-53.732 |
| 14 |
18 |
小川 貴広 |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-1'04.099 |
| --------
《以上完走》 -------- |
| Fastest
Lap: CarNo.7 ジェームス・コートニー 1'26.906CarNo.14は富士スピードウェイ一般競技規則書第36条2.(1)違反により訓告及び罰金50,000-のペナルティを課された。 |
|
細川選手、今期初の表彰台を獲得。柴田選手も4位に浮上するがリタイヤに終わる。
ROUND:第4戦
DATE:4月6日(日)
CIRCUIT:富士スピードウェイ(全長4.400km×15周)
天候:晴れ
観衆:24,000人
第3戦に続く、第4戦はタイムスケジュールの関係から、予選は行われず、グリッドは第3戦の決勝順位で決定され、周回数も21周から15周に短縮され行われることとなった。
13:00コースオープン。第3戦を無難にまとめた11号車「FDイエローハットF106無限」柴田裕紀と1号車「TIGRE
F106無限」細川慎也はそれぞれ5番、6番グリッドに付く。#7ジェームス・コート二―の連勝を阻もうと「無限」チームはグリッド上でもセッティングを行う。11号車はスタビの再調整を行いレースに挑む。
13:20フォーメーションラップスタート。上位グリッド陣は激しいホイールスピンを繰り返しと左右にマシンを振り、マシンチェックとタイヤを暖める。
13:24ジャストにシグナルブルー。ホールショットを決めたのは、再びジェームス・コート二―。ここで順位を上げたのは1号車の細川だった。柴田を交して5位に上がった柴田は6番手に落ちるが#7横溝にも交され7番手で1コーナーに進入。しかし柴田は、4周目に#7横溝をパス。6番手に上がる。
細川は気合の入った走りで前方を走る#4クインタレリを11週目に抜くと12周目からゴールまで3位走行中の#12モンティンと富士特有のスリップストリームを使った激しいバトルを繰り広げる。13周目1コーナーで再び交されると14周目1コーナーで再び抜き返して3位に再浮上。ラストラップの1コーナーでモンティンのハードプッシュを抑え切るとそのまま抑えきり見事3位入賞。今期初の表彰台を獲得した。
一方柴田は12周目の1コーナーで5位を走る#4クインタレリを抜くが、勢いあまってコースアウト。今期初のリタイヤを喫してしまう。
1号車「TIGRE無限F106」細川慎也選手のコメント
富士特有のスリップストリームを使ったバトルを初めて体験しました。トップに追いつけないのは実力不足ですが、昨日大破したマシンを今朝まで直してくれたスタッフの為にも、あの激しいバトルに負けるわけにはいかなかった。
次のTIラウンドは頑張ります。
11号車「FDイエローハット無限F106」柴田裕紀選手のコメント
悔しいです。的確にマシンを仕上げてくれたのですが、#4クインタレリを抜く時、思っていた以上にスピードが出ていて、思い余って飛び出してしまいました。両戦ともトップに追いつくことは出来ませんでしたが、監督に色々アドバイスを頂き、そして色々な経験を体験できたレースでした。次戦は僕の地元TIサーキットですので皆様に納得して頂けるレースをいたしますので期待していてください。
F3第4戦富士
-RIJ- (2003/04/06) Race Results
Weather:Fine
Course:Dry |
| P |
No |
Driver |
Car |
Engine |
Lap |
Time |
| 1 |
7 |
ジェームス・コートニー |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
|
| 2 |
36 |
片岡 龍也 |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-3.763 |
| 3 |
1 |
細川 慎弥 |
LOLA-DOME F106 |
無限MF204C |
15 |
-13.272 |
| 4 |
12 |
パオロ・モンティン |
DALLARA F303 |
NISSAN SR20VE |
15 |
-13.733 |
| 5 |
4 |
ロニー・クインタレッリ |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-16.374 |
| 6 |
3 |
横溝 直輝 |
DALLARA F303 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-20.663 |
| 7 |
2 |
佐藤 晋也 |
DALLARA F302 |
無限MF204B |
15 |
-32.256 |
| 8 |
19 |
柴田 裕吉 |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-32.272 |
| 9 |
14 |
柳田 真孝 |
DALLARA F302 |
NISSAN SR20VE |
15 |
-32.722 |
| 10 |
8 |
小早川 済瑠 |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-34.526 |
| 11 |
32 |
番場 琢 |
LOLA-DOME F106 |
TOYOTA 3S-GE |
15 |
-42.268 |
| --------
《以上完走》 -------- |
| - |
11 |
柴田 裕紀 |
LOLA-DOME F106 |
無限MF204B |
11 |
-4 Laps |
| - |
18 |
小川 貴広 |
DALLARA F302 |
TOYOTA 3S-GE |
7 |
-8 Laps |
| - |
33 |
吉本 大樹 |
LOLA-DOME F106 |
TOYOTA 3S-GE |
5 |
-10 Laps |
| |
| ファステストラップ
CarNo.36 片岡 龍也 1'26.344 on Lap 12/15 |
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