DATE : 2003年3月30日(日)
SESSHON : 決勝
CIRCUIT : TIサーキット英田



青く澄み切った空が美しい岡山県TIサーキット英田。日曜日午後2時よりJGTCの第1戦の火蓋が切っておとされた。
NSX,スープラ、GTRとともに新車を投入しての初めての実戦である。

 無限ではスタートドライバーを伊藤大輔、後半をトム・コロネルという布陣でレースに臨んだ。

 ペースカーに先導されてのパレードラップ中にまず、決勝の波乱を予感させる出来事がまず起こる。予選2番手を獲得していた38号車スープラがバックストレートヘアピン立ち上がりでスピン。そのまま車をエスケープゾーンに移動させ戦列を離れることとなった。これによりG'ZOX無限NSXは難なく2番手の位置を得る。

 ペースカーが吐けてのオープニングラップ。

 伊藤は序盤、なかなかタイムを上げられず後続の先行を許してしまったが、それでも序盤の順位変動が一段落した10周目以降、伊藤は上位陣と遜色ない1分30秒台のラップをコンスタントに刻み、5位のポジションをキープして上位進出を伺う。

 しかしGT300クラスの周回遅れを処理に手間取る隙にポジションを一つ落とし、おなじNSX−GTプロジェクトの18号車NSXと順位を入れ替えて6位となる。その後、伊藤はタイヤをいたわりながら再び1分30〜31秒台のラップをコンスタントに重ねピットインのタイミングを待つ。

 熊倉はスープラ勢、スカイライン勢よりも遅めにドライバー交代をする作戦をたて、39周目にピットインを指示。木曜からの練習の成果がここで示され、的確なピット作業でドライバーをトム・コロネルに交代させて再びコースへと送り出し、8位でコースに復帰する。

 コロネルも伊藤同様のやわらかめのタイヤを使用するものの、やはりコンスタントに1分30秒台のラップを刻む。上位陣がピットインを全て終了すると無限は5番手に浮上していた。54周目に18号車NSXにドライブスルーのペナルティが課されたため4番手に浮上、69周目には25スープラのクラッシュにより70周目にはなんとG'ZOX無限NSXは3位に浮上する。

 しかしその直後、コロネルはバックストレートの立ち上がりで痛恨のスピン。18号車NSXに先行されるも後続とはマージンがあったため4位でコースに復帰。再び1分31〜32秒台のラップを刻み82周を走りきり、G'ZOX無限NSXに4位の座の10ポイントをもたらした。


 
伊藤大輔のコメント
序盤に速いラップタイムをだすためのセッティングをうまくみつけられずとても悔しかった。でも中盤はコンスタントにタイムを出せた。とても悔しい思いをしたがこれからもっとNSXを仕上げていって巻き返したい。


 トム・コロネルのコメント
オーバーステアの状況でドライブして苦しかった。後半に一度ミスをしてしまった。しかし、4位のポジションで次戦は予選の時の10kgだけなのだからこれをポジティブに考えたい。次からに期待してほしい。


 監督熊倉淳一のコメント
表彰台を目指して戦った初戦であったが4位に終わった。しかしシリーズの始まりとしては上出来の結果である。我々の手に表彰台も届く範囲にあると確認できただけでもうれしい。また初めてコンビを組んだ伊藤とコロネルのコンビネーションも良く、トラブルフリーで完走できたことは大きな財産だ。次ではもっと上を目指したい。
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