1.現状確認
入庫したショックの各部を目視にてチェックします。
![]() 外見の痛み具合をチェック |

2.分解
構成部品の全てを分解します。
![]() ガス圧を抜いた後、オイルを抜きます。 |
![]() 右が古いオイル。左が新品のオイルです。劣化具合は一目瞭然。 |
![]() バラバラにした部品です。ここで、各部のチェックを行いながら交換部品と再利用部品に振り分けられます。 |

3.洗浄
分解された再利用パーツは細部に至るまで洗浄油を使って洗浄を行います。
![]() シリンダーのネジ山も丁寧に洗浄します。 |
![]() 洗浄が終わった再利用パーツ。 |

4.各部チェック
分解したパーツは1つ1つ全て傷や磨耗値の測定を行います。
![]() 洗浄した基本交換部品以外の痛み具合を入念にチェックします。 |
![]() シムの痛み具合もチェック。 |
![]() ロッドの傷もチェックし、研磨します。痛みの酷い場合は交換となります。 |
![]() 今回のケースでは基本交換パーツ以外にロッドガイドケースも交換が必要です。 |

5.組立
作業は全て手作業で行われます。
![]() 専用のグリスを塗布し、新品のオイルシール類と共に分解した部品を丁寧に組み立てていきます。 |
![]() |
![]() ダンパーオイルを規定量まで入れます。 |
![]() 規定圧のガスを入れ、減衰力試験機でチェックを行い、作業が終了となります。 |
![]() シリアルナンバーのラベルを貼り、完成。 |
