2013.05.30
Jurby テスト Day1
5月28日(火)
Place Isle of Man
マン島到着後ピットの設営も早々に、McGuinness選手が初乗りするJurby Airfiled Circuitでのテストを行いました。このテストでは、McGuinness選手にマシンを理解してもらうことと同時にタイヤの選定や車両の細かい調整を行います。
Jurbyサーキットまではトラックで移動します。パドックのあるダグラスの町から1時間弱かかります。移動の道路はTTコースを通って移動します。写真はブラダンチャーチというコーナーで、ダンロップタイヤのサインの上は仮設の観客席です。
サーキットに到着し早速設営開始。ピットもなく仮設のテントで走行準備を進めています。Jurbyサーキットは小さな空港の跡地にできたサーキットでアップダウンはなく、まっ平らなレイアウトになっています。
今年仕様のライディングスーツをきたMcGuinness選手です。とにかくド派手です。
いよいよ走行開始です。スタッフも緊張する中、入念に操作系の確認を行っています。バッテリコンディション・温度データ・マッピングスイッチなどEVバイクにしかない情報や操作があり、それらの情報を確認しながら走行しなければいけません。マウンテンコース最速のMcGuinness選手も真剣に説明を聞き入っています。
テスト走行の風景。
選手も我々も満足のいくテストでした。2日後もう一度Jurbyテストを予定しています。このテストでの選手からの要望に対応し、細かいセッティングを行います。
テストの後、松下ヨシナリ選手の訃報を聞きました。あまりに突然であり非常に残念でなりません。ご家族やご関係者には謹んでお悔み申し上げますと共に、松下ヨシナリ選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。