2015.06.07
マン島TTレポート(3)
サプライズなお客様
マン島TTレースのパドックは現在は自由に誰でも行き来することができます。そのため、チームテントはファンサービスも兼ねてオープンな作業スペースとし、マシン展示の役割も持っています。
プラクティスやレースの合間にはたくさんのファンがやってきては写真を撮ったり、運がいいとライダーにサインをねだったりすることが出来ます。

マン島TTレースはモータースポーツ界の社交場でもあります。モトGPやBSBなど他のカテゴリーの関係者もレーススケジュールの合間を縫ってTTを訪れます。
6月7日(日)は本来、レーススケジュールのないオフの日で、それを狙ってTTコースを走り回るライダーが俄然多くなることから、昔からTTの合間の日曜日のことをマッドサンデーと呼んでいます。今年は前日の天候不良で日曜日にレースが順延されたため、いつものようなマッドサンデーとはいかず、一般のライダーも大勢パドック見学に訪れていました。
そんな中、サプライズなお客様が!BSBで活躍する日本人ライダー、清成龍一選手がチーム無限のテントを訪れてくださいました。

さっそく神電四をしげしげと眺める清成選手。「またがってもいいですか?」と言い出したのは清成選手からでしたが、これでマン島TTにどうですか、と伺うと、
「いや〜TTはちょっと……」とのこと。
神電四にまたがってみてのファーストインプレッションは、
「意外とフツーなバイクですね!」
とのインプレを語ってくれました。

その後も、詳細なスペックを宮田監督に尋ねたり、新型のフロントフォークに興味津々の清成選手でした。

