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2018.01.12

2018年 M-TECモータースポーツ活動概要

株式会社M-TEC(以下、無限)の、2018年モータースポーツ活動概要を発表させて頂きます。

無限は「速い」、「強い」、「格好いい」という3つのテーマを掲げ、トップカテゴリーからユーザー参加型モータースポーツまで、積極的に国内外でモータースポーツ活動を行ってまいります。

2012年から始まった無限独自のプロジェクトである、オリジナル電動バイクによるマン島TTレースへの挑戦は2014年、2015年、2016年、2017年と4年連続で優勝を達成することが出来ました。本年も前人未到の5連覇と更なる記録更新に向けて新たに開発した「神電 七(SHINDEN NANA)」で挑戦致します。

国内フォーミュラレースの最高峰である全日本スーパーフォーミュラ選手権においては本年も2台体制にて参戦し、シリーズチャンピオン獲得を目指します。

国内レースで最大の人気を誇るSUPER GTにおいては引き続き自社チームとしてTEAM MUGENで参戦し、シリーズチャンピオン獲得を目指します。

このほか、Hondaとの共同プロジェクトのもと、参加型モータースポーツの運営や、様々なHonda系各レースチームに対してエンジン供給、エンジンメンテナンス及び、エンジンサーキットサービスを行います。

無限オリジナルプロジェクト

【 マン島TTレース(The Isle of Man Tourist Trophy Race) 】

TEAM MUGENは2018年マン島TTレースTTゼロチャレンジクラス(5月26日(土)~6月8日(金))※1に参戦致します。

電動バイクでのTTレースへの参戦は、2012年より若手エンジニアの育成と、新たな分野への開発を 目的とした無限独自のプロジェクトです。参戦3年目の2014年に初優勝を果たし、その後、4年連続優勝記録を更新中です。

今年度参戦するマシンは、昨年のマン島TTレース TTゼロチャレンジクラスで優勝を果たしたモデル「神電 六(SHINDEN ROKU)」にさらなる性能の向上を施した「神電 七(SHINDEN NANA)」です。

なお、今年度投入する「神電 七(SHINDEN NANA)」と参戦体制の詳細については2018年3月に東京ビッグサイトで開催される東京モーターサイクルショー2018内で発表致します。

■ 参戦体制

チーム名 ナンバー ライダー 監督
TEAM MUGEN
(チーム・ムゲン)
TBA TBA 宮田 明広
(Akihiro Miyata)
TBA TBA
TBA TBA

※1 TEAM MUGENが参戦するTTゼロチャレンジクラスは6月8日(金)に決勝が行われる予定です。

マン島TTレース オフィシャルサイト: http://www.iomtt.com/

Honda共同プロジェクト

【国内四輪モータースポーツ活動】

● 全日本スーパーフォーミュラ選手権

TEAM MUGENは今シーズンも全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦致します。
ドライバーはTEAM MUGENで8年目のシーズンを迎える山本尚貴を連続起用するとともに、2017年GP3シリーズ3位の福住仁嶺を新たに起用し2台体制でシリーズチャンピオン獲得を目指します。

また、スーパーフォーミュラ用の2.0L直列4気筒直噴ターボエンジン「HR-417E」を、5チーム8台に供給すると共に、エンジンメンテナンス及び、エンジンサーキットサービスを行います。

■参戦体制

チーム名 ナンバー ドライバー 監督
TEAM MUGEN
(チーム・ムゲン)
15 福住 仁嶺
(Nirei Fukuzumi)
手塚 長孝
(Nagataka Tezuka)
16 山本 尚貴
(Naoki Yamamoto)

■エンジン供給、エンジンメンテナンス、エンジンサーキットサービス

チーム名 ナンバー
TEAM MUGEN
(チーム・ムゲン)
15
16
B-MAX RACING TEAM
(ビーマックス・レーシング・チーム)
50
TCS NAKAJIMA RACING
(ティーシーエス・ナカジマ・レーシング)
64
65
REAL RACING
(リアル・レーシング)
TBA
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
(ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング)
TBA
TBA

スーパーフォーミュラ オフィシャルサイト: http://superformula.net/

●SUPER GT

◇GT500クラス
TEAM MUGENは引き続きSUPER GT GT500クラスに参戦致します。昨年14年ぶりに復活し、2年目のシーズンとなります。
ドライバーも引き続き武藤英紀と中嶋大祐を起用し、シリーズチャンピオン獲得を目指します。

また、「NSX-GT」用の2.0L直列4気筒直噴ターボエンジン「HR-417E」を5チーム5台に供給し、各チームに対してエンジンメンテナンス及びエンジンサーキットサービスを行います。

■参戦体制

チーム名 ナンバー ドライバー 監督
TEAM MUGEN
(チーム・ムゲン)
16 武藤 英紀
(Hideki Mutoh)
手塚 長孝
(Nagataka Tezuka)
中嶋 大祐
(Daisuke Nakajima)

■エンジン供給、メンテナンス、サーキットサービス

チーム名 ナンバー
AUTOBACS RACING TEAM AGURI
(オートバックス・レーシング・チーム・アグリ)
8
TEAM MUGEN
(チーム・ムゲン)
16
KEIHIN REAL RACING
(ケーヒン・リアル・レーシング)
17
Epson Nakajima Racing
(エプソン・ナカジマ・レーシング)
64
TEAM KUNIMITSU
(チーム・クニミツ)
100

SUPER GTオフィシャルサイト: http://supergt.net/jp/

●NSX GT3

日本国内における「NSX GT3」車両の販売・サービス・パーツ供給を行います。
また、サーキットにおけるテクニカルサポートも行ってまいります。

NSX GT3ページ(無限オフィシャルサイト内): http://www.mugen-power.com/motorsports/NSX-GT3/

●Honda Sports & Eco Program

「Honda Sports & Eco Program」はレース仕様の車両をレンタルして「操る・磨く・競う」楽しさを気軽に体感できるドライビングスクールです。“Ecoでスポーツする。"をテーマに、環境とスポーツドライビングの両立を目指したカリキュラムを2012年より展開しており、2018年より使用車両を「FIT RS」に変更いたします。
入門者も安心してレースデビューを目指せる4段階のスクールプログラムと、年4回のレースプログラムを継続して提供するほか、初級者から上級者まで、より多くの方々が手軽にモータースポーツを体験いただける料金プランを設定するなど、充実した内容で展開していきます。
無限は株式会社モビリティランドと共同で「Honda Sports & Eco Program」の企画、運営を行うほか、参加者サポート、及び車両メンテナンスを行います。

Honda Sports & Eco Program オフィシャルサイト: http://www.honda-fit-se.jp/

●N-ONE OWNER'S CUP

多くのお客様に支持をいただいている軽自動車「N-ONE」を活用した参加型モータースポーツ「N-ONE OWNER'S CUP」は“もっと気軽に楽しむレースへ。"をテーマに入門者をはじめ、より多くの方々に参加いただけるレースを目指し、2014年から開催しているナンバー付車両によるスプリントレースです。
ご好評いただいているコンセプトはそのままに、2018年は国内8ヶ所(十勝スピードウェイ、スポーツランドSUGO、ツインリンクもてぎ、筑波サーキット、富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、岡山国際サーキット、オートポリス)で全15戦のレースを開催いたします。
無限はHondaワンメイクレース事務局の一員として「N-ONE OWNER'S CUP」において企画、運営を行うほか、参加者サポート、サーキットサービス、及びレギュレーションに準じたパーツの開発、供給を 行ないます。

N-ONE OWNER'S CUP オフィシャルサイト: http://www.n-one-owners-cup.jp/

●FIT 1.5 Challenge CUP

「FIT」によるワンメイクレース「FIT 1.5 Challenge CUP」はJAF準国内格式競技として、「鈴鹿・岡山ツーリングカー選手権」として鈴鹿サーキットおよび岡山国際サーキットで全6戦、「もてぎ・菅生ツーリングカー選手権」としてツインリンクもてぎおよびスポーツランドSUGOで全7戦が開催されます。無限はHondaワンメイクレース事務局の一員として、「FIT 1.5 Challenge CUP」において参加者サポート、及びレギュレーションに準じたパーツの開発、供給を行います。

FIT 1.5 Challenge CUP オフィシャルサイト: http://fit-1-5-challenge-cup.jp/

【海外四輪モータースポーツ活動】

日本をはじめ、世界各地域の選手権にHonda車で出場するユーザーに対し、レース用チューニングエンジンをはじめとする高機能製品及びテクニカルサービスを提供致します。

無限はこれらのモータースポーツ活動を通して得た技術とノウハウを、全ての無限製品にフィードバックし、お客様にお届けしてまいります。

以上