2022 SUPER FORMULAシリーズ第3戦

2022年4月24日

雨のスプリントで勝利を逃すも2台とも速さを証明

シリーズ名：2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦
大会名：2022 NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース
距離：180.017km（5.807km×31Laps or 75min.）
2022年4月23日（土）天候：曇り／路面：ドライ
2022年4月24日（日）天候：雨／路面：ウエット

4月23日（土）

予選
#1 野尻選手 1位
#15 笹原選手19位

■田中監督
午前のフリー走行の走り出しは少しスピード不足の感じがありましたが、2台でデータ取りを行なって、うまく修正することができました。フリー走行で野尻は1位のタイムで、笹原は5位でしたが野尻と同等の走りができる内容で、期待をもって予選に臨みました。

予選、野尻は安定した速さを見せて、第2戦の富士から連続でポールポジションを獲ってくれました！笹原はQ1のアタックラップにおいて、ウォームアップ中の車に引っ掛かってしまいアタックを中断せざるを得ませんでした。次のラップで再度アタックを試みたのですが、ピンポイントでセッティングしている今の車では、このタイミングのズレは致命的で、Q1を通過することはできませんでした。

明日のレース、2台とも速さはあるので、もちろん野尻はポールトゥウィンを目指します！笹原選手は気持ちを切り替えて、大きく順位を上げるレースを見せてくれると思いますので応援お願いします。

■野尻選手
第3戦の予選ですが、ポールポジションを獲得しました。自身、鈴鹿で初のポールです。

Q1が終わった段階ではポール獲れるのかな？と不安もよぎりましたが、いろいろな面で勇気づけられて、マシンを信じて集中してアタックしました。やっぱり先頭からスタートできるのは本当に嬉しいです。

決勝は天気が微妙ですけど、晴れたら嬉しいですけど雨でも集中して勝負していくので、応援してくださっている方にも注目してくださると嬉しいです。とにかく頑張ります。

■笹原選手
今回の予選は僕にとっては悔しく残念です。自分たちの実力を発揮できないまま終わってしまいました。1コーナーでのトラフィックがすべてでしたね。次の周はタイヤグリップが落ちてしまっていました。

気持ちを切り替えて、決勝に向けて自分たちに何ができるのか解析しますし、集中して頑張ります。

1号車の野尻選手がポールを獲ってくれて、TEAM MUGENとしての速さと実力を証明できたことは嬉しく、頼もしく思います。

決勝は僕は後ろのグリッドからのスタートになりますが、雨でも晴れでも失うものはないので、とにかく追い上げて順位を上げていくよう頑張ります。応援よろしくお願いします。

4月24日（日）

決勝
#1 野尻選手 2位
#15 笹原選手14位

■田中監督
決勝レース、野尻選手は勝てる展開と思われましたが、2位という結果に終わりました。笹原選手は前半のペースは良かったものの、後半は苦しく14位という結果でした。

少し残念な気持ちではありますが、車のバランスを考えると、野尻選手、笹原選手ともによく頑張ってくれたと思いますし、エンジニアも午前のフリー走行の状態から車を大きく改善してくれたと思います。

長いシーズンを考えれば、本日のコンディションながら野尻選手が2位でポイントを獲れたのは大いに良かったと思います。笹原選手は速さが結果につながらないレースが続いていますが、次戦のオートポリスでその流れを変えられるよう、チーム全員で闘いますので、引き続きご声援をお願いします。

■野尻選手
決勝は2位で終わりました。悪天候のなか見に来てくださったファンの皆さんのためにも、もちろん優勝したかったです。悔しいです。走っていて応援してくださるファンの方々が見えたので、とても力になったし、やはり勝ちたかったです。

いろいろな面で不安があるなか、コンディションがどう変わっていくかの読みが少し違っただけでした。次戦への課題はわかっているので、今日の悔しさをバネに期待に応えたいと思います。なんとかチームでワンツー（1位･2位）でフィニッシュしたいです。

応援してくださった関係協力会社の方々、ファンの皆さん、ありがとうございました。次も引き続きの応援をお願いいたします。

■笹原選手
予選の19番グリッドから追い上げを狙って、スタートで3台を抜きました。そこから地道にオーバーテイクを仕掛けて11位まで上がったのですが、その後はタイヤがヒートしてしまい、グリップ力がなくなってタイムを上げることができませんでした。3レースを終えて、なかなか力を出し切れないレースが続いています。

これからもあきらめることなく、次こそはきちんと自分の力を出し切れるレースをできるようにひとつひとつ集中して行きます。応援してくださったファンやサポートしてくださっているスポンサー様に恩返しするためにも、優勝を目指して頑張っていきます。