2022 SUPER_GT

Rd.3 SUZUKA

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2022年5月30日

順調に進むもレース後半、
突然のアクシデントに涙をのむ

シリーズ名:2022 AUTOBACS SUPER GT Round3
大会名:2022 AUTOBACS SUPER GT Round3 たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE
距離:301.964km(5.807km×52Laps)
5月28日(土)天候:晴れ/路面:ドライ
5月29日(日)天候:晴れ/路面:ドライ
5月28日(土)
GT500クラス予選
Q1:笹原選手 8位
Q2:大湯選手 4位
■田中監督
今回の鈴鹿大会でようやく闘えたと感じる予選ができました。Q1で笹原選手が8位でギリギリ突破。ここで車の状態を的確にエンジニアへ伝えフィードバックし、Q2の大湯選手に託して4位。目標はまだまだ上ですが、今シーズンやってきたプロセスを考えればとても良い結果だと思っています。

決勝は予選以上に気温が上がり厳しいレースになると思いますが、良いレースができるようチーム一丸となって頑張りますので応援をお願いします。

■笹原選手
SUPER GT第3戦、鈴鹿ラウンドの予選が終了しました。僕たちは4番グリッドになります。まず、100%の力を出せたこのポジションは上出来だと思います。これは非常に大きくて、シーズンが始まってからも僕たちはトライをし続けて、やっとQ2へ進出することができました。チームの士気が上がりました。

正直、練習走行ではQ2へ行けるか行けないかの際どい位置だったんですが、チームが予選に向けてアジャストしてくれて、Q1は僕が担当して8位でギリギリ突破できました。

Q2に向けては、都史樹が気持ちよくアタックできるように、Q1の情報をフィードバックするのが僕の仕事ですし、それをチームがうまくアジャストしてくれました。都史樹もすごくパーフェクトなアタックを見せてくれて、4番手を獲ってくれました。

決勝に向けてはとても楽しみな要素があるし手応えもあるし、チームでベストを尽くして、ファンの皆さんと喜びを早く分かち合いたいです。決勝も熱い応援を宜しくお願いいたします!

■大湯選手
みなさんお疲れ様です。第3戦の予選は4番手で終われました。Q1でギリギリのところからQ2に向けて、うまくアジャストできて4位にポジションを上げれて良かったです。チーム力のおかげでもあります。もちろんフロントローを獲りたかったですけど、悪い順位ではなく優勝を狙える位置です。

ここまでの2レースは予選のパフォーマンスを出せなくて苦悩していましたが、この鈴鹿で結果を出せたのは一歩前進できたかなと思うので、決勝もこの順位以上の結果を出して、皆さんと一緒に喜びたいと思います。

決勝はもっと熱くなるみたいですけど、100%以上の力を出して頑張りますので、応援をお願いいたします!
5月29日(日)
GT500クラス決勝:13位(37ラップ完走)
■田中監督
レース結果に重点を置き、予選でひとつの結果が出て決勝に臨んだのですが、まず最初に16号車がGT300クラスの車両に追突クラッシュしリタイヤとなり、追突してしまったドライバー、チーム、関係者の皆様に対し大変申し訳なく思っております。この場を借りまして改めてお詫び申し上げます。

レースは第1スティントの笹原選手が4位のポジションをキープし、第2スティントの大湯選手へつなぎ良いレース展開ができたと思います。しかし残念なことに問題が発生し、ピットでの作業を強いられることとなり勝負権を失ってしまいました。さらにクラッシュによりリタイアとなってしまい、応援してしていただいた多くの皆様に申し訳なく思います。

しかし今回の鈴鹿で得られたポジティブな結果もありますので、反省も踏まえて次につなげて行きます。これからも応援をお願いします。

■笹原選手
決勝は本当に暑いレースになりました。僕たちにとっては暑過ぎるかと心配をしていたなかで、第1スティントを担当しました。数ラップして結構つらくて、それでもレース展開にも恵まれてスタートと同じポジションでバトンタッチできたのは、すごく良かったと思います。その後、大湯選手に代わってこのまま行ければポイントも取れると思えたし、次につなげられると思っていたんですけど、トラブルによる緊急ピットイン、そして300クラスの車両への追突クラッシュがあってリタイヤとなりました。相手のチームと車には申し訳ない気持ちです。

今シーズン、この鈴鹿でレースを含めて予選から闘えるレベルに来たかなと思います。しかし、他車がサクセスウエイトを積んでいる云々ではなく、ガチンコ勝負で勝てるようにすることが目標です。この後、次のレースまで2か月あるので、この機会にしっかりとポジティブにこれでもかというぐらい、最大限頑張っていきたいです。とにかくやりきりたいです。頑張ります。

■大湯選手
第1スティントは笹原選手が担当し、順位をキープして僕につないでくれました。僕のスティントはウォームアップによる遅れで順位を落としてしまいました。そのあと何とかポジションをキープしていたところ、タイヤにトラブルが発生し緊急ピット。さらにその後、異常なバイブレーションが発生し再びピットに入りました。タイヤを交換してピットアウトしたのですが、ウォームアップをしない状態で走行していた時にFCY(フルコースイエロー=レース中のアクシデントにより、指示によって全車80km/h走行が義務付けられる)が入り、減速しきれず他車に追突しクラッシュしてしまいました。

追突してしまった244号車に関わるすべての方に大変申し訳ないことをしてしまいました。

今シーズンは流れが良くないですが、予選を4位からスタートできたのはポジティブにとらえています。自分自身、反省しなければならない部分があり、真摯に失敗を受け止めて、チームとともに対策と改善と成長をしながら頑張ります。今後とも応援を宜しくお願いいたします。