2022 SUPER_FORMULA

Rd.7 SUZUKA

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2019年10月27日

シーズン最終戦でついに苦労がみのり、
#16 野尻選手が5年ぶりの優勝を飾る。

シリーズ名:2019年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦
大会名:2019年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦 第18回JAF鈴鹿グランプリ
距離:249.701km(5.807×43Laps)
2019年10月26日(土)天候:曇り/路面:ドライ
2019年10月27日(土)天候:晴れ/路面:ドライ
10月26日(土)

■予選
野尻選手:2位
ビップス選手:19位

全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦は、15号車のドライバーにユーリ・ビップス選手を迎えて、16号車の野尻選手とともに闘うことになりました。ビップス選手は、初めてのSF車両かつ鈴鹿サーキットでありながら、2種類のタイヤ(コンパウンド違い)について、短い練習走行の時間で理解し、予選とレースに臨まなければなりません。

野尻選手は、シーズンを通して思うような結果を残せずに最終戦を迎えることになり、「何としてでも」という強い思いでエンジニアと打ち合わせを重ねて、持ち込みの車を作り込んできました。

【中野監督】
早いもので最終戦になりました。この最終戦で15号車のドライバーにユーリを起用することになり、関係各位は大変だったと思います。練習走行から2台のセットを同じにしてスタートし、野尻の方はセッティング仕上げ、ユーリは習熟走行をしました。

予選は、野尻がQ3までに車を仕上げていき、僅差の2位までもってきました!やっと最終戦で良い位置からのスタートができるので、優勝を目標にして、タイヤの持ち具合を日曜日朝のフリー走行で確認したいと思います。

ユーリは良い走りをしていましたが、やはり時間が足りないのは否めません。ですが、決勝は落ち着いた走りと入賞を目標に、チーム力でカバーしていきたいと思います。

【野尻選手】
走り出しから車の調子は良かったです。それぞれのタイヤのグリップや試したいセットアップを確認できました。予選はコンディションが微妙に変化するなかで微調整しながらアタックしました。最終的に2位となりましたが、悔しいです。やっぱりポールを獲らないと。今年ベストの位置からのスタートだし、ミスなくチーム一丸となって優勝を狙います。

【ビップス選手】
全日本スーパーフォーミュラに参加できることを嬉しく思います。準備してくれたチームのみんなに感謝します。スーパーフォーミュラはレベルが高いと聞いていましたが、やはり簡単ではありませんでした。でも速い車に乗れて、とても楽しくドライブできました。予選はタイヤのグリップ感など、まだまだ学ぶべき作業がたくさんあります。決勝まで集中して学んで、本番ではポジションを上げていきます。

 

10月27日(日)

■決勝
野尻選手:1位
ビップス選手:18位

決勝日朝のフリー走行で、16号車の野尻選手は2番手のタイムを出し、燃料を積んだ状態でも予選と同じように良いバランスをキープしていました。予選で苦戦を強いられた15号車のビップス選手は、同じく4番手のタイムを出して対応力の高さを見せてくれました。決勝に向けて両選手ともに十分な手応えがあり、野尻選手は優勝を、ビップス選手はポイント獲得を目指してレースに挑みました。

【中野監督】
ようやく皆様に最高のお知らせをすることができました。勝ちました!今日のこの結果がチーム全員の目標でした。本当に嬉しいです。

今シーズンからTEAM MUGENに合流させていただき、監督1年目の”ルーキー”としてこれまで違った立場で関わらせていただきましたが、私自身も新しい経験でわからないことばかりで、どれだけチームの役に立てたかわかりません。前半戦から苦しいことが多く、メカニックやエンジニアも含めて、悩んでいる時期が長かったです。また野尻らドライバーも素晴らしい走りを見せてくれていたのですが、あと一歩何かが足りないところがあり、それを見つけるのに苦労しました。

「勝利」を1日でも早く皆様に届けたい思いでいっぱいでした。チーム関係者、ドライバーたちが本当にがんばってくれたので、最終戦でこれまでの苦労が報われたのは本当に素晴らしいことだと思います。来年に向けての素晴らしいスターティングポイントになったと思います。スポンサーの皆様、関係協力会社の皆様、本当にありがとうございました。

【野尻選手】
今日は本当に嬉しいです!2014年のデビューイヤーで優勝できてから、そのあと本当に長い間優勝できなくて……。今年チームを移籍して心機一転がんばろうと思ってTEAM  MUGENで走り始めましたが、自分のミスもあったり、なかなかうまく事が進まない状況が多かったりしました。

そんな中でチームと応援してくださる皆さんにサポートをしてもらい、毎戦毎戦、強い気持ちを持って闘って来れました。優勝するのが少し遅かったとも思いますが、最後にTEAM MUGENの力をとてもいい形で多くのファンの皆さんの前でお見せできたのは非常に良かったと思います。

優勝することがこんなにも素晴らしいことなのだと実感するとともに、やはりレースをしている以上「優勝するしかないな」と思いました。応援してくださった関係者の皆様には、この勝利で少しの恩返しができたかと思います。まだまだこの先、勝って勝って、勝ち続ける努力して行きたいと思います。本当にありがとうございました。

【ビップス選手】
初めてスーパーフォーミュラに参加しましたが、250kmという距離もピットストップも初めての体験でした。とてもエキサイティングで速いレーシングマシンを、どのようにドライブするかを学びながら走りました。またピットストップでエンジンストップしてしまい申し訳なかったです。

スーパーフォーミュラはレベルが高いし速いし、こんな中でレースができたことを誇りに思います。もっと学んで自分のレベルを上げられるカテゴリーだと思えたし、とても勉強になりました。さらなる成長を約束します。次があれば、もっと上位に行ける手応えも感じました。ここまで準備してくれたメカニックや関係者の方々に感謝します。ありがとうございました。

最後に、今シーズンもSUPER FORMULA TEAM MUGENへご声援をいただきまして誠にありがとうございました。御礼申し上げます。