2020 SUPER_GT

Rd.3 SUZUKA

  • Release
  • Photo

2020年8月23日

シリーズ名:2020 AUTOBACS SUPER GT Round 3
大会名:SUPER GT Round3 FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE
距離:5.807km×52周(301.964km)
8月22日(土)天候:曇り/路面:ドライ
8月23日(日)天候:曇り/路面:ドライ
8月22日(土)
■公式予選:GT500クラス 5位

開幕戦の対策を含め、夏の鈴鹿の路面コンデションを想定し準備を進めてきました。まさに予選は想定どおりとなり上位を目指して臨みます。

中野監督
とても暑いレースウイーク初日になりました。今回の持ち込みセッティングは良く、Rd.2の富士で仕上げたセットは、とてもポジティブな確認が取れました。

路面温度が高く、タイヤ選択はとても難しい状況でしたが、ギリギリまで話し合って選択したタイヤは良い物でしたし、予選結果も5番手で終わることができました。決勝は、路面コンディションでレースストーリーが変わっていくだろうけど、チームでしっかりと幾つかのプランを立て、一丸となって良い結果を残すよう闘います。

武藤選手
凄く暑い鈴鹿が戻ってきましたね!走り出しは笹原君で2種類のタイヤを確認して、僕は決勝セットを確認しました。路面温度がMAXの時は無理をするとオーバーヒートするなどの確認もできたので、決勝でどう組み立てるかのイメージもできました。

予選は少しアンダーステアでしたけど、5番手なのでもっと上をねらうチャンスがあります!決勝のコンディションに合わせたセッティングやレースプランをまとめて、全力で走ります!

笹原選手
走り出しのコンディションは良くなかったですけど、2種類のタイヤの確認を担当させてもらい、選定することはできました。車のセットは良い方向性なことを確認できて満足しています。

路面温度が凄く上がってきて、タイヤの状態が心配でしたが、色々なトライをチームがやってくれたので学ぶことも多かったです。予選、Q1を担当して突破でき、武藤さんにつなげられたのが嬉しかったです。決勝に向けてコンディション変化にも合わせたプランと臨機応変な対応をして、上位目指して頑張ります!



 
8月23日(日)
■決勝:リタイア

予選は、決勝を意識して挑んだ結果の5位でした。決勝に向けたさまざまな戦略と対応パターンを念入りに打ち合わせて、チーム一丸となって上位入賞を目指します。

■中野監督
レーススタート早々にアクシデントに見舞われてしまい、残念な結果で終わりました。ホイールが外れてしまったのですが、スタート前に2重のチェックをしていますし、なぜホイールが外れてしまったのか、原因の調査、対策を施します。スタート直後に他車との接触があったので、そういったレースアクシデントが起因になったかもしれません。皆が一生懸命に準備してくれていたのに悔しいです。

しかし、レース後には次のツインリンクもてぎラウンドに向けたミーティングを行なって準備を開始しています。皆でこの悔しさを次のラウンドにぶつけて、ネガティブにならず前進します。ファンの皆様、関係協力をしてくださっている皆様、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

■武藤選手
決勝は僕が担当しました。レースプランを組み立てるなかで路面温度が50℃を超えてきたので、第1スティントはタイヤをいたわるレース展開になると予想できました。笹原君にきちんとつなげるんだと思っていた矢先、アクシデントに見舞われてしまいピットには戻れませんでした。

スタートしてすぐヘアピンで他車に抜かれる時に接触があり、300クラスのアクシデントでセーフティーカーが入りました。しばらくして再スタートする周のスプーンカーブで車体のリアまわりから、フラつきの違和感がありました。様子を見るべくシケインを立ち上がったら、リアの何かが壊れた感じで操縦不能になりました。

何が原因かは今の段階ではわかりませんが、気持ちを切り替えて次のもてぎで優勝を目指して、皆で準備をしていきます。決してあきらめていませんので、どうか応援の方よろしくお願いいたします。

■笹原選手
決勝を走れず残念です。とても暑くタイヤのケアーを考えながらの厳しいレースになると予想はしていました。他メーカー車の決勝結果の状況を分析するなどをして、自分たちが今何をすべきか、トライしていくかを次のもてぎに向けて早速ミーティングしました。対策を練るとともに挑戦する気持ちを絶やさず頑張ります。

関係協力会社の皆様やファンの皆様、引き続き、応援をよろしくお願いいたします。