2020 SUPER_FORMULA

Rd.1 MOTEGI

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2020年8月30日

シリーズ名:2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦
大会名:2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦
距離:4.801km×35周(168.035km)

8月30日(日)天候:晴れ/路面:ドライ
8月29日(土)
■2020年シリーズ 開幕戦にあたってのコメント映像
■中野監督コメント


■野尻選手コメント


■笹原選手コメント

   
8月30日(日)
■予選:#16 野尻 16位 / #15 笹原 13位
金曜からテスト走行が行なわれ、持ち込んだセットは十分な手応えがありましたが、コンデションが変化するにつれて徐々にアンダーステア傾向になりました。予選までに少しでも多くのセット確認を行なって改善を図り、ポールポジションを目指して予選に臨みました。

■中野監督コメント
やっと始まったスーパーフォーミュラ第1戦・ツインリンクもてぎですが、とても暑くサバイバルな闘いになるだろうと予想して仕上げていきます。

15号車には、急遽、笹原がドライブすることになり、スタッフらが忙しいなか準備してくれたことに感謝します。16号車は初日の路面サーフェースが悪い状態では調子が良かったのですが、路面温度の変化や路面サーフェースが良好になると、ライバルたちを追い越すことができず、想定外の順位となってしまいました。

15号車はスーパーフォーミュラを初めてドライブする笹原でしたが、習熟走行から始まり、予選ではベストな走りをして価値のある順位だと思います。全体的に車のバランスが他車に対して優れていませんでしたが、暑く厳しいレースのなかで順位を上げていくセッティングと作戦を整理して、決勝レースに臨みたいと思います。
 
■決勝:#16 野尻 7位 / #15 笹原 11位
予選までに思うような車両のセットに仕上げられず、予選は不本意な結果となりました。レースに向けて、より上位でゴールするためのセットアップと戦略を練り、最善を尽くせるようレースに臨みました。

■中野監督
予選の順位から厳しい闘いになるだろうと予想はしていました。あえて2台の戦略を分けて、数種類のプランを準備しました。

16号車の野尻は、前車のアクシデントもありましが、猛暑のなかでタイヤを労わりながら順位を守って、しっかりとポイントを獲ってくれました。

15号車の笹原は、アクシデントで順位を落としたこともあり早々に準備していたプランを実行しました。その後、速いタイムで追い上げをしてくれたおかげで、次につながる良いデータが取れたと思います。結果に満足はしていませんが、終わり方としてはポジティブでした。

第2戦も予選がとても大事ですので、この週末のデータを生かして成果を出するように仕上げます。ファンの皆様や関係協力会社の皆様、たくさんの応援やサポートをありがとうございました。

■野尻選手
予選順位からして苦戦になることは想定していました。結果には満足していませんが、スタートは上手く決まり順位を上げることができました。車の状態は良かったのですが、前車に追いつくと、やっぱりバランスが崩れてしまい、追い抜くことが難しかったです。後半、タイヤに振動が出てきたので、粘り強く最後まで走ることに切り替えました。

今回の問題点をきちんと整理して、次の岡山では表彰台を目指します。チームの皆には苦労させてしまいましたが、次のレースで報いたいと思います。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

■笹原選手
予選が良くなかったので、スタートを決めてやろうと意気込み、成功したんですが、そのあとの2~3コーナーでアウトに膨らみ、デブリ(他車が撒き散らした破片)を踏んでしまったことで順位を落としました。

車のバランスも予想より厳しかったので、あらかじめ準備していたプランを実行し、その後は良いペースで走れました。ポイント圏内までもう少しだったので悔しいです。

今回、スーパーフォーミュラに参戦できたことは、自身にとって貴重な経験となりレース人生の宝となりました。準備してくださった関係者の皆様に感謝します。ありがとうございました。チャンスがあればまたドライブしたいです。