Super Formula

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TEAM

TEAM MUGEN

・チーム名TEAM 無限
・ドライバー山本 尚貴
・エントラント代表勝間田 聡
・監督手塚 長孝
・マネージメント(株)M-TEC
・メンテナンス(株)M-TEC

DRIVER

山本 尚貴(Naoki Yamamoto)

  • 生年月日:1988年7月11日
  • 出身地:栃木県
  • 身長:164cm
  • 体重:63kg
  • 血液型:B型
  • 趣味:ドライブ、ラジコン
山本尚貴オフィシャルサイト
http://www.naoki-yamamoto.com/

Super formula

スーパーフォーミュラはアジアで最速&最高峰のフォーミュラレースだ。正式名称は「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ」で2013年からスタートした。前身は1996年にスタートした全日本選手権フォーミュラ・ニッポンとなる。

マシンのシャシーはダラーラ製SF14、エンジンは排気量2000ccの直列4気筒直噴ターボエンジン、タイヤは横浜タイヤで統一されている。ただしエンジンはホンダ製とトヨタ製の2種類ある。各チームのマシン性能は拮抗しているためドライバーの技量が明確になりやすい。
スーパーフォーミュラでは決勝レース中のみ使用できるオーバーテイク・システムが搭載されている。ステアリングに付属するボタンを押すと1回につき20秒間発動し、燃料流量が一時的に増加、エンジンパワーを引き上げることが可能となる。レース中、5回まで使用でき、システム作動中はドライバーの頭上後方にあるランプが点灯する。5灯あるランプは、使用毎に1つずつ消灯するなど観客からの視認が可能で、これはスーパーフォーミュラならではの仕組みでもある。

SF14の開発コンセプトは“Quick&Light(俊敏&軽量)”であり、スイフト製のSF13に較べるとその姿はスリムでシャープだ。また、エンジンが非常にコンパクトなため、シャシーもサイドポンツーンからテールへの絞り込みが滑らかに鋭く、より空力性能が向上している。SF13では車両の空力を突き詰めるとバトルの際に後続車の挙動が乱れる傾向があり、レースのおもしろさをスポイルすることが指摘されたため、SF14では全長を延ばし、ハイノーズにするなどグランドエフェクト(車体下面を利用した空力性能)を高める一方、後続車への空力影響を軽減するリアウィングなどを採用している。
車体重量もコンパクトになったエンジンとシャシー、そしてカーボンブレーキの採用などでSF13より60kg軽い650kgとなり、コンセプトの“Quick&Light”が実現されている。
エンジンは、ダウンサイジングで軽量化を図り、同時にダイレクトインジェクション、ターボ過給、及び燃料リストリクターの採用により、リーンアプローチを追求した結果、優れた燃焼効率による燃費向上と、550ps以上の高いパフォーマンスを両立させたものになっている。
マシンの高性能化によりサーキットの一部のコーナーではF1をも上回る速さが計測されており、海外ドライバーからの注目も多く集まっている。2016年シーズンはマクラーレン・ホンダF1チームのリザーブドライバーであるストフェル バンドーンや元F1ドライバーの中島 一貴、小林 可夢偉、ナイレン カーティケヤンなど世界で活躍している選手が参戦している。

レース距離は220~250km、レース毎にレース中の燃料補給やタイヤ交換の作業義務の有無を設定する。また、予選は全車がアタックを行うQ1に始まり、Q2はQ1での上位8台と残る台数の半数(小数点以下切り上げ)が、そしてQ3ではQ2の上位8台が出走可能となるノックアウト方式で実施され、決勝レースのスターティンググリッドを決める。