国内テスト1回目
日時：3月14日（水）
場所：ヱビスサーキット東コース
テストライダー：宮城光
今年もTEAM MUGENはマン島TTレース Zeroチャレンジクラスに参戦し、5連覇とコースレコード更新を目指してテストを開始した。
今年の神電は7号機となるため「神電七（SHINDEN NANA）」として開発が進められてきた。まだ開発途中のマシンのためパワートレイン系は最新スペックだが、エアロパーツ系は神電六のままでシェイクダウンが行なわれた。
今回のテストには2台の神電を持ち込んだ。
天候は良かったが、強風で路面コンディションが悪く、雪解け水のウェットパッチもあることから慎重な走行でスタートした。
ヱビスサーキットの走行は神電參の開発テスト以来の走行の為、セッティングを詰めてタイムアップさせる事より、マン島セッティングでの基本的な車体挙動を確認し、パワートレイン系の制御確認やバッテリーコンディションの確認を重点的にメニューをこなした。
テストは20Lap以上のロングランを実施。エネルギーマネージメントやバッテリーライフの確認を行い、想定通りの結果を得て、テストは無事に終了した。
宮城テストライダーのコメント
全て順調に走行し、良いスタートを切れた。
コンディションが悪い中でも、簡単にタイムが出て、安定して走れたことが収穫だった。
ロングランテストではパワートレインの制御や各ユニットの温度などの確認もできたが、進化を感じる事が出来た。
次のJARIテストで、新しいエアロパーツの評価ができる事が楽しみだ。
