神電 NEWS

2018.04.27

神電 七 【The Isle of Man TT】国内テスト4回目 4月19日~20日

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国内テスト4回目
日時:4月19日(木)~20日(金)
場所:スポーツランドSUGO
テストライダー:リー・ジョンストン

リー・ジョンストン選手が来日した。レギュラーライダーが国内テストできるのは今回1度きりの為、マン島走行の準備としてとても重要なテストと位置付けて本番で走る2号車とスペアバイクを持ち込み、万全の態勢でテストに臨んだ。

今回テストの最大の目的は、初搭乗のジョンストン選手に神電のシステムを理解し、慣れてもらうことだ。そして、車体やパワートレインのセッティングを可能な限り調整すること。ただ、SUGOとマン島では走行条件に大きな差があり、どこまで車体全体のレベルアップを図れるかは分からないので、ライダーが満足に走れる状況を目指してスタートした。

最初のチェックランを終えピットに帰ってきた表情は非常に明るく、ジョンストン選手自身が想像していた以上のフィーリングであったことは間違いない様子だった。

それからは、神電の特性を慎重に確かめるかのように、ラップタイムも乱れることなく、段階的にタイムを短縮し初日を終えた。

走行終了後も精力的にスタッフとミーティングを行いテスト2日目に向けてジョンストン選手自身がマン島走行をイメージした車体挙動を細かくリクエストしてきた。それに応えるべく、スタッフはセッティング変更とテストプラン準備を進めた。

テスト2日目は、ジョンストン選手からのリクエストに応えるメニューを多く消化した。 新型軽量フロントフォークの評価や新型ブレーキシステムの確認も順調に消化でき、最後の走行で2日間のベストタイム”1'41.31”を記録して充実したテストを終了できた。

今回のテストで得たデータやアップデートパーツの評価によって、TEAM MUGENとしても神電七のレベルアップを実感できるテストであった。

リー・ジョンストン選手のコメント
以前にも電動バイクでTT ZEROに出場したが、神電はとてもスムーズに扱えるところに正直驚いた。
スロットルレスポンスが良くトルク感も十分なので、車両の重さを全く感じさせないのが印象的だった。
自分のリクエストにも十分に応えてくれたので、今からマン島で走ることにわくわくしています。

宮田監督のコメント
ジョンストン選手にはラップタイムを意識せずテストしてほしかったので、彼がラップタイムに満足できているかは正直分かりませんが、車体・パワートレイン共に彼のリクエストに応えつつ、貴重なデータを取れたことが今回の最大の成果でした。
彼の特徴を生かした走りにも期待していますので、私たちも万全の準備で彼をコースに送り出したいと思います。

これで国内テストはすべて終了しました。
マン島でも神電七の性能を100%発揮できるようにTEAM MUGENも選手も全力で頑張ります。
引き続き応援よろしくお願いします。

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