2021 SUPER_GT

Rd.1 OKAYAMA

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2021年4月12日

チームワークで全力を出し尽くすも悔しい結果に。

シリーズ名:2021 AUTOBACS SUPER GT Round1
大会名:2021 AUTOBACS SUPER GT Round1 たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE
距離:3.703km × 82周(303.646km)
4月10日(土)天候:晴れ/路面:ドライ
4月11日(日)天候:晴れ/路面:ドライ
4月10日(土)
GT500クラス予選
Q1:大湯選手 5位
Q2:笹原選手 7位

■田中監督
今シーズンは体制を大きく変えての参戦となりました。無事に継続参戦できたのもスポンサー様、関係者の皆様のご協力とご理解があってこそと思っております。この場をお借りして御礼申し上げます。

シーズン前のテストではダンロップタイヤの理解と合わせ込みを行ない、ピークの速さに関しては十分な手応えと期待を感じて、岡山の開幕戦に乗り込んできました!

予選日は気温も路面温度もあらかじめ予想していた範囲となったのですが、車のセットを含めタイヤをうまく発動出来ず、Q1大湯選手が5位で何とかQ2へ進出してくれました。Q2でも思うように症状を改善できませんでしたが、笹原選手6位のタイムを出してくれたものの、思うようにグリップしない車でのアタックで4輪脱輪をしてしまい、ベストラップ抹消により、Q2結果は7位となりました。

車の状態を考えると2人のドライバーともとても良い仕事をしてくれたと思います。問題点についてチーム内で検討と対策を施し、決勝はチーム一丸となって表彰台を目指して頑張ります。

■笹原選手
いよいよSUPER GTの開幕を迎えました。ここまで準備してくれたチームおよび関係協力会社の方々に感謝申し上げます。

開幕である今日、シーズンオフで得たデータをもとにまずは予選上位を狙って挑みましたが、正直、想像していたフィーリングと違い困惑しました。
僕はQ2を担当し、大湯選手がQ1を5位で突破してくれました。

Q1ではタイヤのウォームがなかなか遅かったらしく、Q2に向けて車をアジャストしましたが改善されず、6位となりました。またコース外走行もしてしまったため、決勝は7番グリッドからのスタートとなりました。もっと上を狙っていたので本当に悔しくて残念です。明日に向けて、持っているすべての力を出せるよう最善を尽くします。応援宜しくお願いします。

■大湯選手
スケジュールどおり開幕を迎え、GT500でTEAM MUGENで走れることに、まず感謝します。

僕はQ1を担当しました。思いのほかコンディションとタイヤバランスが合わず苦労しました。決勝に向けては出来る限りの力を出し切って結果につなげたいと思います。

振り返ると、今日はQ2に進めたことをポジティブに捉えています。Q2で別のセッティングで走ることができデータも取れて、必ず次の闘いの材料になると思います。予選結果はきちんと受け止めて明日の決勝につなげたいです。

決勝は、正直つらい闘いになると予想していますが、しっかりデータを取って、次のレースにつなげることに集中して頑張ります。応援宜しくお願いします。

 

4月11日(日)
GT500クラス決勝:11位


■田中監督
開幕戦が終了しました。結果は11位で、まったく満足できる順位ではありませんでした。しかし、シーズン初戦でレースを走り切り、多くのデータを取得することができました。課題はもちろんたくさんありますが、反対に良い結果も得られたことはとてもポジティブで、今後に向けて期待できる内容だったと思います。

レース結果は残念でしたが、思うような走りができない厳しい状況で、レースを闘い抜いた笹原選手と大湯選手は、ともに頑張ってくれたと思います。おつかれさまでした!

また完璧なタイミングでのピットインの判断と、完璧な作業をしてくれたエンジニアとメカニックも大変おつかれさまでした!

そしてファンの皆様、応援ありがとうございました。期待に応えられず申し訳ありませんでした。しかし期待も見えましたので、次戦に生かせるよう取組んでいきます。引き続き、応援宜しくお願いします!

■笹原選手
開幕戦を無事に迎えられ、ファンの皆さんにたくさんの応援をいただきありがとうございました。とても力になりました。予選7位、決勝11位となり、この週末はチームが目標としていた結果を得られず、レースは難しいと改めて感じました。悔しい思いでいっぱいです。

スタートは僕が担当しました。スタートしてリアタイヤのウォームアップが難しく、格闘しながら順位を守ろうと頑張りました。セーフティーカーが入りそうなタイミングでチームがピットに呼んでくれたおかげで、順位をひとつ上げることができました。とにかくやれることはすべてやって、全力を尽くした感はありました。

次につなげられるデータ取りもできたし、新たなチャレンジをして頑張ります。今後も力強い応援を宜しくお願いします。ありがとうございました。

■大湯選手
無事に開幕を迎えられ、お客様の目の前でレースができたことに、まずは感謝したいと思います。今週のレースウイークは、我々とって想像以上に厳しい闘いになりました。今回持ち込んだタイヤが今までのテストで解析しながらチャレンジしたものでしたが、少しうまく機能しませんでした。

でもこうやってレースでチャレンジしていかないと開発も進まないと思いますし、ポジティブに考えます。ピットタイミングは良かったですし、ポジションをひとつ上げられました。ですが、グリップが落ちてしまい、耐え切れず順位を守れませんでした。

なんとか耐えて、中団でレースをする場面も作れましたし、1ストップでレースを終えたことやデータをきちんと取れたことも次につながる意味があると信じてます。次の富士も簡単ではないと思いますが、全力で闘って皆様に良い結果を報告できるよう頑張ります。引き続き、ご声援宜しくお願いします。ありがとうございました。