2021 SUPER_FORMULA

Rd.2 SUZUKA

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2021年4月25日

#16 野尻、開幕戦に続き2連勝を達成!
#15 大津、粘りの走りで5位に入賞!

シリーズ名:2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第2戦
大会名:NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース 2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第2戦
距離:174.21km(5.807km×30Laps or 70min.)
2021年4月24日(土)天候:晴れ/路面:ドライ
2021年4月25日(日)天候:晴れ/路面:ドライ
4月24日(土)
予選
#16 野尻選手 2位(TEAM MUGEN)
#15 大津選手 9位(Red Bull MUGEN Team Goh)

■田中監督 総括
今回の鈴鹿サーキットラウンドには、シーズン前の公式テストと開幕戦で得られた貴重なデータをもとに、新たな方向性を取り入れたセットで持ち込みましたが、午前のフリー走行からわかるように、闘えるパフォーマンスレベルにはありませんでした。

予選に向けてチームは厳しい雰囲気でしたが、悪い部分をしっかりと洗い出すことで、野尻選手は2番手、大津選手はQ2へ進出して9番手で終わることができました。

ふたりのドライバーとも午前の結果を引きずることなく、よく頑張ったと思います。走り出しのバランスがもう少し良ければ、野尻選手も大津選手ももっと上位を狙えただろうと思うと申し訳なく思いますが、タイムが悪かったフリー走行の結果も新たな貴重なデータとして、今後のレースに必ず生かせられると考えています。

決勝では当然、野尻選手は優勝を狙います。大津選手も得意のスタートで前に出て表彰台を狙いますので、応援宜しくお願いします!

■野尻選手(TEAM MUGEN)
予選を2位という結果で終わることができました。正直、午前のフリー走行でのフィーリングは良くなく苦戦しそうだな~と思っていました。ですが、だからこそ積極的にセットを変更して、闘える車にアジャストすることができたと思います。

Q1でフィーリングが良くなった感じがあり、Q2、Q3へと進出するなかで今までの経験を生かした、柔軟な対応ができた結果だと思っています。

ポールを獲れなかったのは悔しいですけど、やるべきことをひとつひとつ丁寧に整理して、決勝は2番手からのスタートで優勝するチャンスは十分にあるので、セットや戦略を含めて最高の結果に結びつけられるようチーム一丸となって頑張ります。

勝つための準備を妥協なくやっていきます。引き続き皆さんの応援をください。宜しくお願いいたします。とにかく頑張ります!

■大津選手(Red Bull MUGEN Team Goh)
予選は9番手という結果でした。フリー走行時は18番手のタイムで調子が悪く、不安が残るなかで予選を迎えることになったのですが、インターバルでエンジニアやメカニックさんがセットを良い方向にアジャストしてくれたおかげで、Q1を突破することができました。

Q2では0.06秒差で1つ上の順位に届かず、Q3へ進出できなかったのはとても悔しい思いです。しかし、午前の走り始めから予選も含めた短い時間で、大きくタイムアップできたのは自分のなかで多くのことを習得できました。

決勝に向けては、9番手の中団からのスタートとなるので、開幕戦のような接触を起こさず、しっかりと順位を上げて、予選以上のポジションで終われるよう頑張ります。最後まで応援を宜しくお願いします。頑張ります!

 

4月25日(日)
決勝
#16 野尻選手 1位(TEAM MUGEN)
#15 大津選手 5位(Red Bull MUGEN Team Goh)

■田中監督 総括 
やりました!野尻選手、開幕戦の優勝に続き、鈴鹿でも優勝して2連勝を成し遂げました!! 大津選手もスタートでポジションを上げ、最終的に5位でゴールし見事ポイントを獲得しました!本当に素晴らしい走りをしてくれたふたりのドライバーと、素晴らしい仕事をしてくれたスタッフを称えたいと思います。とにかく嬉しいのひと言です!! スポンサー様、関係者の皆様、応援してくださったファンの皆様、そして何よりも医療に従事されている、すべての方の支えがあってのことと思っております。本当にありがとうございました。

土曜日の走り出しでは新しいセットが想定とはほど遠く、予選と決勝は厳しい闘いになることを覚悟しましたが、ドライバーの適切なコメントとエンジニアの冷静な分析、そしてメカニックの正確な作業により、予選までに見事に修正してくれたことで今日の大きな結果につながりました。

レースを振り返ると、野尻選手はスタートできっちりとポジションをキープして、自信をもって冷静な走行をしてくれたことで優勝という結果につながりました。大津選手はスーパーフォーミュラのシリーズ初参戦なのですが、すでにスタートは抜群にうまく、開幕戦同様に今大会も3台を抜いて9位から一気に6位へポジションを上げて、最終的に5位でゴールしました。今後に向けて、さらなる期待が持てる結果を出してくれました!

スポンサー様、関係者の皆様、ファンの皆様によいレースをお見せでき、とても嬉しく思っています。次戦のオートポリスは野尻選手が得意とするコースなので、当然ですが優勝を狙っていきます。引き続き、応援をお願いします!!

■野尻選手(TEAM MUGEN)
まず、優勝という結果をとても嬉しく思います。最終的に最高の結果で終わることができました。スタートしてから福住選手にギャップを開けられたので、前半は追いつくのが厳しい展開になると思っていましたが、後ろの3番手との差を気にしながらタイヤマネージメントに集中したおかげで、最終的に優勝することができました!

予選日のフリー走行における不調から、よい車に仕立ててくれたチームに感謝します。チームが一丸となった結果、優勝という幸運にも恵まれたんだと思います。次のオートポリスも得意なサーキットだし、今までのデータを整理してトップを目指して準備します。応援してくださったスポンサー様やHonda、ファンの皆様には感謝しかありません。次も頑張ります。

大変な時期のなかで医療従事者の皆様にもメッセージが届いていることを祈り、感謝の気持ちを持って次も全力で闘います。ありがとうございました。

■大津選手(Red Bull MUGEN Team Goh)
皆さんお疲れ様でした。スタートには自信があったので、スタートグリッドの9位から6位まで上げられたことは良かったです。その後前車に付いていき、何度かオーバーテイクを試みたんですが、結局抜けませんでした。それは正直悔しいです。もっと自分の足りない部分をスタッフに整理してもらい、よい結果を求めて努力していきます。

今日はスタートを上手く決められたことと、ポイントをしっかり得られたことは今後の弾みになります。改善の努力をしてくれたチーム、関係協力をしてくださっている皆様、ありがとうございました。とにかくもっと上を目指しますので、これからもご協力をお願いいたします。ありがとうございました。