2021 SUPER_GT

Rd.2 FUJI

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2021年5月 5日

荒れたレースでポイント成らずも次戦への手応えを得る!

シリーズ名:2021 AUTOBACS SUPER GT Round2
大会名:2021 AUTOBACS SUPER GT Round2 たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE
距離:4.563km ×110周(501.930km)
5月3日(月・祝)天候:晴れ/路面:ドライ
5月4日(火・祝)天候:晴れ/路面:ドライ
5月 3日(月)
GT500クラス予選
Q1:笹原選手 9位
Q2:DNF

■田中監督(総括)
フリー走行開始直後にミッショントラブルが発生し、修復時間を要してしまい、時間内に走り直すことができませんでした。それにより車両のセットアップを進めることができず、何よりタイヤの確認ができないまま予選に臨むことになってしまいました。

このような状況でQ1に臨んだ笹原選手ですが、8位のタイムにわずか0.031秒届かず9位となり、Q2へ進出することはできませんでした。明らかに午前中のトラブルによってセットアップを進められなかった影響です。そんななかで笹原選手はとても頑張ってくれたと思います。

そして大湯選手、本来であればQ2に進出して彼の活躍を見たかったのですが、予選は走れずに終ってしまいました。トラブルの原因はレアケースであり、誰がという問題ではなかったのですが、それでもふたりのドライバーに対して申し訳なく思います。問題の原因はわかりましたし、そのタイミングなどをポジティブに捉えて、気持ちを切り替えて決勝は最善を尽くしたいと思います。応援をよろしくお願いします!

■笹原選手
まず第2戦を無事に迎えることができたことを嬉しく思います。フリー走行ではミッショントラブルが発生してしまい、時間内に再度走ることは叶いませんでした。チームはトラブルの原因を懸命に特定し、午後の予選に間に合うよう修復してくれました。

ある意味、ぶっつけ本番の予選になったのですが、マシンはまとまっており、わずかなタイム差でQ2へ進出することができませんでしたが、ベストな走りはできたと思います。決勝は500kmです。いつもより長いレース距離なので、あきらめることなくポイント獲得に向けて全力で闘います。応援してください。

■大湯選手
残念ながら予選を走ることはできませんでした。チームがすぐに原因を見つけて修理し、そして予選に間に合わせたというのは、改めてチーム力が凄いなと思いました。トラブルは出ない方がいいんですけど、決勝レースで出るより、今日わかって良かったと思いますね! 決勝は長い距離ですし、安定した走りをして結果を残せるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

 

5月 4日(火)
GT500クラス決勝:11位

■田中監督(総括)
決勝レースは9番グリッドからスタートし11位でのゴールでした。レース中にGT300クラスの車両との接触によるスピンと、FCY(フルコースイエロー)解除直前のスピンによるペナルティーなどのアクシデントにより、大きく順位を落しての11位でした。

とはいうものの、たとえそのアクシデントがなかったとしても目指している結果には至らなかったのも事実であり、いずれにせよスポンサー様、関係者の皆様とファンの皆様に良い結果を報告することができませんでした。

開幕戦と今大会も最後まで走り切りって得られた両レースのデータからは、進めている開発の方向性が間違っていないこと、そして問題が何に起因しているのかが、より明確になった結果も得られました。今後において非常にいいことで期待してほしいです。

ドライバー、チームスタッフ全員はまだまだ高い意識で取り組んでいきますので、引き続き応援をお願いします!

■笹原選手
今大会もたくさんの応援をいただき本当にありがとうございました。結果11位となり、すみませんでした。

決勝では僕はファーストスティント、サードスティントを担当しました。前日のトラブルにより、セットアップは決勝前の20分間のウォームアップ走行で確認しました。

大方の予想から正直、決勝はすごく厳しい状況かと思いましたが、新しいタイヤは中団グループで闘えたし、ロングランのペースも悪くなかったんです。

7番手前後で闘っていて、途中FCYも出て荒れたレースでしたが、サードスティントのFCY明けカウントダウン中にBコーナー(ダンロップコーナー)でスピンをしてしまいました。FCY中にタイヤ温めができず、さらに夕方の路面温度低下により想像以上にグリップしませんでした。スピンしてしまったことは僕のミスですし、悔やんでも悔やみきれないです。

準備してくれたチームや関係者の方々、チームメイトの大湯選手には申し訳ない気持ちでいっぱいです。次のレースでも自分の不足していた部分を修正して、もっともっと強くならないといけないと自覚しました。

第3戦の鈴鹿は大湯選手と絶対に一緒に表彰台という結果を残します。今回、500kmを2ストップで走れるなど、車やタイヤのポジティブなデータも取れています。引き続きの応援とご協力をお願いたします。

■大湯選手
応援してくれたファンの皆様、本当にありがとうございました。結果はポイントを獲得できず、笹原選手も僕も本当に悔しいです。攻めの姿勢を常に持っていての出来事だったと思うので理解してくれたら嬉しいです。

結果としてはポイント獲得圏内でバトルして闘っていただけに残念でした。ファンのみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今回の第2戦は、正直相当厳しいレースになるのではないかと予想していたんです。しかし6位争いをして闘える状況だったし、アベレージタイムも悪くなく、まだ2レースしかしていませんが、確実に進歩していることを実感できたのはポジティブです。

作戦や準備については、チームが本当に毎回素晴らしい仕事をしてくれています。次の鈴鹿はダンロップタイヤを装着した64号車が昨年ポールポジションを獲っていますので、第2戦のデータをきちんと生かして、鈴鹿ではチーム一丸となって表彰台目指して頑張ります。僕たちは常にチャレンジして学び、そして進化していきます。

関係者の皆さん、ファンの皆様、引き続きの応援の方宜しくお願いします。ありがとうございました。