2024 SUPER_FORMULA

Rd.7 MOTEGI

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2022年8月21日

#1野尻、3位で今季6度目の表彰台
#15笹原、渾身の走りで予選12位から7位入賞

シリーズ名:2022年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦
大会名:全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦・第8戦
距離:4,801m×37Laps(177.637km)※37 Laps or 75min.
2022年8月20日(土)天候:雨/路面:ウェット
2022年8月20日(土)天候:雨/路面:ウェット
8月20日(土)
予選 #1野尻 4位 / #15笹原12位
決勝 #1野尻 3位 / #15笹原 7位
■田中監督
野尻、笹原両選手とも、予選、決勝の車のパフォーマンスは高く、もっと上位での結果が狙えたと思います。

Q2ではオペレーションが悪く、最終的にその結果が決勝に大きく影響を与えました。特に笹原選手がQ2でアタックできなかったことは、チームとしてあってはならないことで、何より笹原選手に本当に申し訳なく思っています。決勝のウェットの走りも良かっただけにとても残念に思います。

しかし、野尻、笹原両選手とも気持を切り替えて決勝はできる限りの良いレースをしてくれたと思います。2日目の予選、決勝は今日以上のレースができるよう頑張りますので、引き続き応援をお願いします。

■野尻選手
第7戦が終了しました。金曜の専有走行はあまり良くなかったのですが、予選に向けて調整した結果、Q1は修正できて、Q2へ向けて手応えを感じることも出来ました。

Q2に向けてアジャストしたんですけど、ほんの少しセッティングがズレてしまいました。さらにコースイン時に、混雑したゾーンに合流してしまったのも反省点です。最終的に予選の2列目4番手のグリッドは、優勝も狙える位置だったので、今振り返れば悪くないポジションと思いましたね!

決勝ですが(スタート前の)グリッド上で急に雨が降ってきてしまい、全車が慌ててセット変更やタイヤ交換作業を行なっていて、メカニックたちは相当大変だったと思います。

結局、セーフティーカースタートから始まり、チェッカーを受けるまで雨のレースとなりました。予選の4番手から3位となり、2位をターゲットにプッシュしましたが、前車の跳ね上げた水のシャワーで、本当に前が見えず怖かったです。

とにかく神経を集中して走り切りました。トップの車も少しタイムが落ちてきて僅差のバトルになるかとも思いましたが、2位の車に巧みにブロックされ、結局、3位でレースを終えました。

最終目標のチャンピォンシップを考えれば悪い結果ではなく、しっかりポイントを積み重ねることができました。でもやっぱり勝ちたいですね!2日目は勝てるように頑張ります。応援してください。

■笹原選手
公式練習からQ1にかけてすごく車が改善できて、Q2への手応えを感じていました。予選で最後にコースインしたことで前の車との間隔を気にし過ぎて、結果的に残り時間がなくなってしまい、タイムアタックをできずに予選を終えてしましました。残念な予選となりましたが、車は調子良くなって来ているので、気持ちを切り替えて決勝のセッティングに集中しました。

決勝は雨のレースとなりました。グリッドでスタート待ちをしている時に雨が降って来ました。スタート直後から無難に順位をキープしつつ、途中で脱落車両もあったり、数台をオーバーテイクして、12位から7位に順位を上げて、しっかりポイントを稼ぐことができました。

レース自体は野尻さんが言うように、前の車を抜こうにもウォータスクリーンで前が見えずとても厳しい状況でした。そんななかでも数台をオーバーテイクして順位を上げられたのは、自分自身への自信につながりました。

明日行なわれる第8戦の予選とレースでは、今日の悔しさをバネに予選が全開で頑張ってリベンジします。雨のなかで応援をしてくださり、本当にありがとうございました。